お花見近しッ! 尾呂の片口ッつあんさん登場ッ!!

皆様今晩はッ!!

 

 

でさてして三月も無事半ばを過ぎッ

もうじき待ちに待った櫻の便りが近づいてまいりやしたでございますれしがッ

 

 

櫻の便りと申しますればッ

そりゃもぉ~やっぱしお花見さんッ!!

まっことお酒が美味しぃ~季節でございますやねぇ~~~ッ!!

 

 

 

ただまぁ~このちゃまッ

あんましお酒が得意ではございませんもののッ

そのお酒を楽しむ器さんにゃぁ~ちぃ~とばかしうるそぉ~ございましてッ!!

 

 

なもんで今宵はッ

そんなちゃまのちょぴっと厳選お酒の器さんをばッ

御紹介いたしたく存じよりますでございますッ!!

 

 

 

ではでは早速ッ

そのちゃまちょぴっと厳選さんにッ

御登場いただきやしほいッ!!

 

 

 

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っておおぉ~~ッ!!

これはこれはなかなかどぉ~して雰囲気よろしきッ

ちょいへたりさんの片口ッつあんじゃぁ~ござんせんか紳士服専科ぁ~ッ!!

 

 

 

でまぁ~この片口ッつあんと申しますればッ

お酒好きさんにゃぁ~ちぃ~とばかしニクイ酒次さんアイテムさんでございます故にッ

ただの片口ッつあんちゅぅ~よりはッ

もうちびっと拘りたいところでございますもんでッ

まさにそぉ~と来りゃぁ~のッ

今宵の片口ッつあんなんでございますですぞぉ~~~ッ!!

 

 

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でッ

その何処がどぉ~拘りさんなのかッつぅ~とッ

これがなんとまッてなほどではござんせんがッ

今宵のこの片口ッつあんッ

江戸時代の享保年間頃ッ

尾張の山奥で幕府にナイショで開窯されたっちゅぅ~ッ

かのナイショの秘窯ッ!?

尾呂の片口ッつあんなんでぇ~ごッざりまわすんでございますッ!!

 

 

 

でッ

その尾呂さんちゅぅ~のはッ

さっきもちょいとお話いたしましたよぉ~にッ

江戸享保年間頃ッ

三右衛門さんとッ六兵衛さんちゅぅ~二人の陶工さんによりッ

幕府にナイショで尾張の山奥にてこっそり陶器を製作してッ

当時の茶人さんやお偉方にッ

なかなかの評判をいただいたッ

ちょいとオモロイ経緯の上に誕生された陶器の一群でございましてッ

茶陶ッ酒器類以外の雑器は全く作らなかったと言われておりますッ!

 

 

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なにせナイショでやるからにゃぁ~なもんでッ

へんなもんは一切作らずッ

パピッと真面目なもんに専念されてたってわけでございましょぉ~なッ!!

 

 

 

なもんでございますからッ

今宵のこの片口ッつあんもッ

見た目の御姿もかっちりしててッ

注ぎ口のお酒のキレもパピッとズバッと来るところなんざッ

さすがでございますッ!!

 

 

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してまたこれは意図的ではござらぬともッ

この何気なへたり具合も相まってッ

ちょい拘り片口ッつあんとしてはッ

もぉ~たまらんところでございますやねッ!!

 

 

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高台部の異様なデカさが尾呂の特徴さんではございますがッ

それがこれまた安定感をば醸し出してッ

更にもってのパッチグゥ~でございますッ!!

 

 

 

 

 

尾呂の終焉はッ

未だ定かではなくッ

様々な憶測の中ッ

ほんの数年間で姿を消してしまうのではございますがッ

実に不思議な魅力を秘めた尾呂ッ!

 

 

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でもってそこで生まれた片口ッつあんでの至福の一献さんはッ

来るお花見さんにゃぁ~もってこいこいッ!!

 

 

 

 

いやいや今からッ

櫻の便りが楽しみさんでございますなぁ~~~ッ!!!

 

 

 

 

 

よっしゃぁ~~ッ

ほんだばあとはッ

今宵のこの片口ッつあんに見合うぐい吞みさんをばッ

ドカンと一発探さなくっちゃねッ!!

 

 

 

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やッほほぉ~~~いッ!!!