皆様今晩はッ!!
ってつい先日ッ
がらくた市準備のため暫くお休みさんだなんて申し上げておりましたちゃまなんでございますがッ
ところがどっこいどえらいニュ~スがいきなり飛び込んできちゃったもんでございますからッ
とにもかくにもお休みさんなんてなこと言ってる場合じゃなくなっちったもんでッ
急遽お話突入さんでございますぞぉ~~~ッ!!
でッ
そのどえらいニュ~スッてぇ~のはッ
かくも未だ謎のベェ~ルに包まれておりますッ
あのドヒャドヒャバッキンガム宮殿でございますがッ
実を申しますればッ
そのドヒャドヒャバッキンガム宮殿にッ
目出度くパピッと迎え入れられた骨董さんってッ
まだひとつも無かったッてな事実ッ
皆様お気づきでございましたれしかッ!??
そぉ~~なんれしッ!
残念ながらまだ何ひとつもだったんでございますッ・・・・
ところがでございますッところがッ!
まぁ~このなんちゅぅ~かかんちゅぅ~かッ
遂にいきなりッそれこそドヒャドヒャバッキンガム宮殿行き間違いなしッ
と思われしものごッつぅ~いお方様とのご縁をばッ
パピッといただいちゃったんでございますでございますんですよぉ~これがッ!!!
ねぇ~こりゃお休みさんだなんて言ってらんないでございましょッ!!
ででね皆様ッ!
そのお方様のものごっついことものごっついことッ
そりゃもぉ~一目見るなりッ
思わずドボチョォ~~ンッと来ちゃったくらいの衝撃でございましたんでございますッ!!
さぁ~さぁ~皆様ッ
ではでは心の準備はよござんすかぁ~~ッ!??
ほんだば今宵のものごっつぅ~さんにッ
御登場いただきますでございますぞぉ~~ッ!!!
どどどどどどドボチョォ~~~~~~~~ンンッ!!!
ガハハハハァ~~~ッ!
ドヒャドヒャバッキィ~~~ンンッ!!!!
こッ こいつぁ~いったいなにものさんでございますかぁ~~~ッ!!???
まるでお口の周りを溶岩さんが覆いかぶさったかの如しッ!
にも拘らずッ
己の御姿をばしっかりと主張するこの不屈の気合みなぎる迫力ッ!!
あッあなた様はいったい何者さんでございますかぁ~~ッ!!????
ってねぇ~皆様ッ
まっこと強烈スゥ~パァ~骨董さんでございましょッ!
でして改めましてッ
今宵のこのものごっつぅ~さんをば御紹介いたしますでございますがッ
なんとまこちらッ
れっきとした室町時代のお生まれさんのッ
信楽丸壺さんなんでぇ~ございますッ!!
ねへへぇ~~ッすごいれほぉ~~~ッ!
だけどもほれッ
もぉ~ご覧のとおりッ
ほぼ半身窯の中での燃えカスドバドバひっつきぃ~のッ
全身ぶちわれぇ~~のッ
どっかに引っつきはがされぇ~~のッ
とにもかくにもッ
どぉ~表現すべきかッ・・・・
例えるならばッ
燃え盛る窯の中でッ
灰もろとも埋もれながらも気合一本這い上がってきたッ
ちゅぅ~てなッど根性信楽丸壺さんとでも申しましょぉ~かッ!!
でまぁ~この恐らくッ
窯出しの際にッその隅っこに埋もれたままッ
何百年もの間ずっと閉ざされッ
その後ッ 窯跡発掘の時にッ
心温かき愛陶家の手によってッついに陽の目を浴びられたッ
丸壺さんなのかもしんないでございますッ・・・
してしておまけにッ
この胸に刻まれしッ 「大」ッ の一文字さんがッ
パピッと哀愁漂いまんなぁ~~~ッ・・・・
それにいたしましてもッ
この何とも言えぬ不死鳥の如し御姿ッ!
どんなにか厳しく辛い歳月を乗り越えてこられたことかッ
正にそれこそッ
とことん鍛え貫かれた超人ッ鉄人ッサントリィ~ジンでございますッ!!
してしてッその僅かな壺肌に残るッ
信楽本来の美しき土味はッ
その極限に耐えたものだけが許されるッ
究極の優しさなんでございましょぉ~かッ・・・・
不肖ちゃまといたしましてはッ
今宵のこの信楽丸壺さんにお花を生けるなどッ
まっことおこがましきことかとは存じますれしがッ
是非ともパピッと心して活けさせていただきたくッ
御無礼仕り申し上げましたッ!!!
んんん~~~ッ・・・・・
これこそまっことメルヘンだんなぁ~~~ッ・・・・・
こんな感動に包まれるのはッ
未だかつてなかったよぉ~な気がいたしますれしッ・・・・
ギギギギギガランガラァ~~~~ンンンッ!!!!???
んッ!?
ここッこれはもしかしてッ!??
あの幻のドヒャドヒャバッキンガム宮殿の外門が開く音ぉ~~~ッ!??
ピカァ~~~ッ!!!
でッ出たぁ~~~~ッ!!!!
ついにドヒャドヒャバッキンガム宮殿の扉が開いたでございますぞぉ~~~ッ!!
ど根性丸壺さんッ
いよいよドヒャドヒャバッキンガム宮殿行きッ
決定かぁ~~~~~ッ!!!!!???
パピィ~~~~~ッ!!!!!
・・・・・・・・
ってちゃまちゃまぁ~~~ッ・・・・・
ここって海老屋の入り口ちゃいまっかぁ~~~ッ?????