皆様今晩はッ!!
でさてして皆様ッ
ちゃまの我町日本橋ッ
してその日本橋の名所と申しますればッ
ひとつにかの日本銀行さんちゅぅ~もんがございますんでございますがッ
今宵は何とッ!
その日本銀行さんにまつわるお方様の御登場さんなんでございますぞぉ~~ッ!!
ではではさてしてッ
その日本銀行さんにまつわるお方様とはッ
いったいどげなるお方様なのでございましょぉ~かッ!!?
とにもかくにも早速もっての御出ましといただきやしょほいッ!!
っておおぉ~~ッ!!??
こッこりゃいったい何なんでございましょぉ~やッ!?
で確かにこちらにはパピッといわゆるッ
日本銀行と染められし鉢巻さんのよぉ~なそぉ~でなさそぉ~なッ
・・・・・・?
ああぁッ!!?
こッこの朱色のマァ~クッ!!
こりゃこりゃ確かに日本銀行さんのッ
れっきとした御印さんでございますなぁ~~~ッ!!
ほらほら皆様のおこずかいのお札にもッ
これとおんなじマァ~クッ
印刷されてんの御存知でございましょッ!!
はぁ~いはぁ~いそぉ~なんれし皆様ッ!!
今宵御登場さんの日本銀行さんにまつわるお方様とはッ
実を申さばッ
本来半纏となるべき筈だった筈のッ
日銀半纏さんになる前の反物状態のッ
日銀半纏さんなんでございますれしたぁ~~~ッ!!!
ええぇッ!??
なにがなんだかよぉ~くわかんないってかぁ~~ッ!???
だからつまりはッ
ゆくゆくは日本銀行のれっきとした半纏さんとしてッ
仕立てられる筈だったのにッ
何らかの理由でなり損ねちった半纏さんちゅぅ~ことでございますッ!!
でまぁ~この恐らく時代的にはッ
昭和の初めころのものでございましょぉ~かッ??
ででしてしかもッ
その数なんとッ!!
ご覧のとおりの二十着分はゆぅ~にござるかの如しッ!!
どひゃひゃひゃひゃぁ~~~~ッ!!!
でまぁ~この考えますのにッ
その当時の日銀さんがッ
お勤めになってる行員さん達の士気をば高めるためだかなんだかってなもんでッ
パピッと半纏をば誂えてッ
ドカンと一発行きまっかいッ!!
ッてなノリで作ろぉ~としたわけじゃなくてッ
恐らくたぶんはッ
その当時に日本銀行さんの消防的管理を司っておられたッ
いわゆる火消しの皆様がッ
日銀で行う行事の際などにッ
我々は日本銀行のれっきとした一員でござるッ!
ってな証しとして羽織る為に誂えよぉ~としたものかと存じよりますッ!!
つまりッ!
普段は町の火消しさんとして御活躍の身なれどッ
いざ日本銀行さんに一大事あらばッ
その身はパピッと日銀さんの為ッ
ドカンと一発いきまっせぇ~~~ッてな皆様故にッ
その重き任務を遂行するための大事な証しとなる身分証みたいなもんでございますッ!!
ってことはぁ~~~ッ・・・・
こぉ~して仕立てる前のがこんなにぎょぉ~さん残ってしまってるってことはッ
なしてなことなのでございましょぉ~やッ???
ふむふむ再びまぁ~この考えますのにッ
既に仕立てられた半纏さんのッ
いざとゆぅ~時の為のストックさんだったとみるのがだとぉ~でございましょぉ~かッ??
でしてまたその後ッ
時代と共に半纏による証しが見直されッ
もぉ~仕立てる必要が無くなってしまったからなのかッ・・・?
まぁ~この確かにッ
今では半纏を羽織って日銀へ出向くなんてぇ~ことはッ
すっかりなくなってしまっておりますしッ
そんな背景のもとッ
今宵のこの仕立て前の日銀半纏さん達がッ
ずっと眠ったまんまだったのかもしれないでございますやねッ・・・・
昭和の戦前戦後ッ
我町日本橋でもッ
立派な大事な施設などを守ることはッ
地元の有志さん達によってパピッと仕切られていたのでございましょうッ!
しかしッ時代と共にその役は公職へと委ねられゆくこととなってゆくのでございますがッ
今宵のこの日銀半纏さんはッ
当時の鯔背な皆様が日本橋の地域のことをッ
真剣に見守ってくださってた事実をッ
今に伝える大事な大事な証しなのでございましょぉ~ッ!!
晴天眩きある春の朝ッ
パピッとお揃いの日銀半纏をば身に纏った若衆さん達がッ
日本銀行の前にドカンと一発整列されてる御姿がッ
何気に鮮明にッ
今宵はちゃまの瞼に浮かぶよぉ~でござりますッ・・・
んんんん~~~~ッ!
やっぱし日本橋は最高さんでございますなぁ~~~ッ!!