皆様今晩はッ！！

 

 

でさてして何やらッ

ネズミの文鎮さんをば皮切りにッ

干支さんの流れを半ば強引的に続けてまいりやしたこの八月ではございましたがッ

今宵はいったいどげな展開さんになるのでございましょぉ～やッ・・・・

 

 

 

 

ってなわけでございましてッ

まずはもっての早速御登場いただきましほいやかねッ！！！

 

 

 

 

 

 

 

 

ってってあがはぁ～～～ッ！

コッコッコブラやないないけぇ～～～ッ！！！

コッコブラやコブラッ

こらコラブじゃなくてッ

コブラやぁ～～～～ッ❢❢❢❢

 

 

 

・・・・・・・

 

 

 

 

あッあのぉ～～～ッ・・・

これはどぉ～見て見てもコブラじゃなくてッ

花器じゃおまへんかぁ～～ちゃまぁ～～～ッ・・・？

 

 

 

 

 

いいぃ～～やちゃうちゃうコブラやコォ～ブゥ～ラッコブラッ！！

もぉ～コブラにしときまんねんッ！

 

 

 

 

 

 

 

ってなわけでございましてッ

まぁ～このお話さんはコブラとゆぅ～ことにしておきましてッ

一応めでたしめでたし干支の蛇さん達成さんでぇ～～ごだりますッ！！

？？？？？？？

 

 

 

 

 

 

ってさぁ～さぁ～皆様ッ

くだらん前置きさんは過去のものとしていただきましてッ

今宵のまずこの平べったな花器さんッ

実にちょいとな風変わり花器さんではございますけどッ

 

 

 

 

 

まずこの爽やかとゆぅ～よりッ

のッぺり的平ぺったな御姿ッ！

 

 

 

 

 

してこの少々斬新的な掛け分けの釉調ッ・・・

 

 

 

 

 

でしてでこのボデェ～を横切るけったいな英文ッ！！

 

 

 

 

 

 

これはいったい何者さんでございまっかぁ～～ッ！？？？

 

 

 

 

 

でして皆様ッ

今宵のこちらのこのけったいさんッ

どこのどげなるどなた様がこげなるもんをお作りになられたんでございましょぉ～かッ！？？

 

 

 

 

 

ででして実は皆様その御方様こそッ

我国二十世紀における前衛陶芸のカステラッ！？？？

じゃなくてカリスマッ！！

八木一夫さんなんでぇ～～ごッだりまふすッ！！！

 

 

 

 

 

 

っでまぁ～この八木一夫さんちゅぅ～お名前を聞いてッ

ドボチョォ～～ンッと来るお方様ならッ

この今宵の花器さんを含めッ

よぉ～く御存知のこととなるかとは存じよりますがッ

 

 

改めまして今宵のその八木一夫さんにつきましてッ

お話いたしますればッ

 

 

 

 

そのお生まれは大正七年ッ

当時の新進気鋭の陶芸家ッ八木一艸さんの御長男としてでございましてッ

第二次大戦兵役後ッ

いよいよ陶芸家としての人生をスタァ～トさせてッ

昭和二十三年ッ

当時の志を共にしたかの鈴木治さんッ山田光さん達とッ

近代日本における初の前衛陶芸団体ッ「走泥社」を結成ッ！！

 

 

 

その後はバシバシ新たなるオブジェの世界を展開しッ

日本の陶芸界に多大なる選手宣誓じゃなくてッ

センセェ～ショナルを巻き起こされたのでございますッ！！

 

 

 

 

 

つまりはまぁ～この近代前衛陶芸の立役者ッ

ドカンと一発カリスマ的存在としてッ

立派な活動を続けられたアァ～チストさんでございましたッ！！

 

 

 

ででして更にこの一夫さんの凄い所はッ

たとえ前衛という世界に身を投じてもッ

決して古くから受け継がれてきた陶芸の伝統を軽んじることはせずッ

常に古きを尋ねることを忘れなかったッちゅぅ～ところでございますッ！！

 

 

 

 

但しまっこと残念なことにッ

昭和五十四年六十歳の時にッ

一夫さんは突然この世を去ってしまったのでございますッ・・・

 

 

 

ただねッ

一夫さん亡き後もッ

鈴木さんをはじめといたします同志の皆様やッ

若手の皆様たちがッ

パピッと一夫さんの熱き意志を受け継ぎッ

世界の舞台でも評価を頂くほどの一時代を築くこととなるのでございますッ！！

 

 

 

 

 

ってなわけでございましてッ

今宵のこの八木一夫さんの花器さんに戻りますでございますがッ！

 

 

 

 

こちらのこの何やら記された英文はッ

かのフランスの詩人シャルル・ボ～ドレ～ルさんの詩集ッ

悪の華の一説を記したものでございましてッ

一夫さんはそのガァ～ドレェ～ルじゃじゃなくてッ

ボ～ドレ～ルさんに強く共感をされててッ

今宵のこのボ～ドレ～ルさんの詩の一説を記した花器のシリィ～ズをッ

いくつか作られたのでございますッ！！

 

　　　

 

 

なもんで今宵のこの花器さんとおんなじよぉ～な花器さんはッ

他にもときたま見掛ける花器さんなんでございますッ！！

 

 

 

　　　

 

がッ！

まぁ～もぉ～初めからご覧のとおりッ

だいぶ所々が痛々しく傷ついた御姿となっておりますではございますがッ

いわゆるひとつの一夫さんの熱きメッセェ～ジを込めた花器さん故にッ

あえてこの痛々しき御姿をそのままにッ

末永く後世に残って行っていただきとぉ～存じよります限りにございますッ！！

 

 

 

なもんで今宵も謹みましての気合のひと挿しッ！！！

 

 

 

 

 

お盆を過ぎればもぉ～秋の風ッ・・・

何気に哀愁の秋草さんがよく似合ってございますでございますなぁ～～～ッ・・・

 

 

 

 

 

 

戦後の昭和に我が国における前衛陶芸の礎を築かれた八木一夫さんッ

その熱き志はッ

今宵のこの花器さんにパピッとピシッと刻み込まれているかの如しでございますッ・・・

 

 

 

 

 

 

でさてしていよいよ次回は干支の七番目ッ

どげなる御方様の御登場さんとなりますでございましょぉ～かッ！？？

益々期待が膨らむばかりでございますッ！！！

 

ではでは皆様ッ

今宵はこのへんにてッ

ハイジャラバハハハァ～～イッ！！！

 

 

 

 

 

 

 

 

ああぁ～なんだってぇ～～ッ！！？？？

いつ蛇年をクリアァ～したんでございますかちゃまこらッ！

 

 

 

 

だから最初にッ

コブラッて言ったでしょッ

コブラッ　　ってッ！！

 

 

 

ごッ強引だなぁ～～～～ッ・・・・