皆様今晩はッ!!
っでさてして令和四年もぼちぼち軌道に乗りましてッ
新年さんのお祝い気分もッ
紀文のはんぺんさんの如くッ
落ち着いて参りやしたところでッ
ドカンと一発今宵もパピッと参りまっせの幕張マッセェ~ッ!!
っで早速さんではございまっけどッ
今宵の主役のお方様はッ
こちらの皆々様でッ
ごッだりまふすッ!!
ってまぁ~こりゃ一見ッ
何気に不思議な阿蘭陀風の向付さんに見えまっけれどもッ
実をば申さばしめ鯖焼き鯖鯖寿司ッ
こちらの皆様ッ
時代的にゃぁ~恐らく江戸の中期の頃ッ
我国最初の磁器窯さんで超ぉ~有名さんなッ
伊万里焼のひとつなんでございますッ!!!
そぉ~~なんでございますッ
こげなとっても伊万里さんとは煮ても焼いてもじゃなくてッ
似ても似つかぬ御姿なのにッ
パピッとポチッと伊万里さんなんでございますッ!!
っでその名俗に申さばッ
「伊万里軟質施釉陶器」さんとッ
申しますんでぇ~ごだりますッ!!!
っでッ
とりやえずの現在さんの見解さんから致しますればッ
恐らくだいたいッ
元禄の頃から数年の間ッ
お皿さんだのなんだのかんだのッ
様々さんな器類をば作られたとのことでございますッ!!
してしてその特徴さんといたしましてはッ
やッぱしその名の通りッ
低火度で焼かれた軟質の陶器でございましてッ
施されたその図柄はッ
どれもこれもが何気にエキゾチョックッ!
何とも不思議な阿蘭陀風なんでございますッ!!
恐らく多分ッ
その当時に阿蘭陀船によってもたらされたッ
オランダデルフト陶器の皆様たちをば参考さんにしてッ
伊万里の地にて生まれたものではなかろぉ~かいなとッ
思う次第のところでございますッ!!
まぁ~まぁ~いずれにいたしましてもッ
当時の我国におきましてのッ
異国さんへの憧れさんの中ッ
生まれ作られたッ
いわゆるひとつのッ
阿蘭陀貿易さんの産物さんの一つと考えられるッ
お方様かと存じよりますッ!!
っでさてして今宵の向付さん達にッ
改めまして戻りますでございますがッ
確かに何気に阿蘭陀風ぅ~~ッ
めちゃめちゃバリバリ阿蘭陀趣味のッ
かたまりさんでございますッ!!
たぶんきっとッ
高貴なお方様の元でッ
大切に愛玩されつつッ
してまた次のお方様の元へと伝わりつつッ
してして現在のこの時までッ
パピッと御無事にッ
残ってこられたのでございましょぉ~やねッ!!
お恥ずかしながらッ
ちゃまのもとにはッ
今宵のこげなる伊万里さん達がッ
何気にポコポコ御集結くださってはおりますもののッ
その半分以上は軟質さんちゅぅ~もの故にのッ
痛々しきかな傷だらけッ・・・
なもんで今宵のこの向付さん達がッ
全部無事でいらっしゃることはッ
正にそれこそ今まで御所蔵なさっておられた皆様がッ
大切に大切に愛玩されてた何よりさんの証でございますッ!!
今宵はそげな皆々様にッ
心深くの感謝の気持ちにひたひた浸りながらッ
哀愁の時間をばッ
楽しまさしていただきますでございますれしッ・・・
ああぁ~ッ
メルヘンでんなぁ~~ッ・・・・・・・・