皆様今晩はッ!!
ってなわけでございましてッ
ぼちぼちそろそろ来るお正月に活躍しそぉ~な御方様をばッ
御紹介致しましょぉ~かと存じよりよりのちゃまでございますがッ
ッでその来るお正月に活躍しそぉ~な御方様とはッ
まずはパピッとこちらでごッだりますぅ~~~ッ!!!
ってってなるほどなるほどッ
こいつぁ~確かにお正月にゃぁ~欠かせんお節の相棒ッ
段重さんでぇ~ございましたかぁ~~~ッ!!
しかもかもしかッ
磁器で出来たる少々爽やかなりしイメェ~ジさんな段重さんでぇ~ございますッ!!
ッでさてして今宵のこの爽やかなりし段重さんッ
そのお生まれさんは江戸後期ッ
九州長崎かの坂本龍馬さんがッ
亀山社中を率いた際に拠点としていた正にその場所で焼かれましたるッ
ある意味幻とまで言わしめたッ
亀山焼の段重さんでぇ~~ごだりますッ!!
いやいやまぁ~この少々大袈裟気味に御紹介申し上げましたでございますがッ
でもでも確かに今宵のこの亀山焼さんッ
文化四年長崎奉行所のご指導の下ッ
開窯されたれっきとしたお国焼でございましてッ
その全盛期の頃はッ
かの崎陽の三筆と称された木下逸雲ッ三浦梧門ッ祖門鉄翁さんちゅぅ~ッ
当時のそぉ~そぉ~たる絵師がその絵付けを手掛けるなどッ
正に夢のコボラレェ~ションッをば実践された窯なんでございますッ!!
但しその期間はまっこと短くッ
慶応元年までのほんの五十年程の存在さんでございましたッ・・・
なもんで故にッ
その数自体も少々少なくッ
特に逸品とされるラベルのものともなりますとッ
九州陶磁器愛好家の間ではッ
超超珍重されるアイテムさんとしてッ
注目さんをば浴びる御方様なんでございますッ!!
でさてして今宵のこの段重さんでございますがッ
さすがにその木下さんらの絵付けによるもんじゃぁ~決してございませんではございますがッ
まずこの段重さんちゅぅ~少々アナコンダじゃなくてッ
手の込んだ器とゆぅ~こととッ
この群れを成しての如しのよぉ~なッ
鯉さん達の図柄ッちゅぅ~ところが大きなミソラァ~メンでございますッ!!
確かに亀山焼さんに限らずッ
他の焼物さんにとりましてもッ
段重さんちゅぅ~もんはなかなかむつかしくッ
あんまし数は作られてないことが常ッ
ましてや亀山焼さんともなりますれば尚更さんのことッ
してしておまけにこの鯉だらけッ!
題材としてもお魚さんをば取り上げますのはッ
これまた他の焼物さんとて結構少ないもんなのにッ
これまたましてや亀山さんともなりますればッ
正にそれこそたまりまヘンドリックス君でございますッ!!
但しッ!
ちょいとま残念さんなことにッ
焼の甘さからかッ
器体全体さんにおびただしきカンニュウさんが存在することとッ
二か所のホツの直しが存在するところがッ
実に何ともさんな事実でございますッ・・・
なかなかまぁ~この100%の銘品完品さんはッ
そぉ~は滅多にゃお目にかかれんもんではございますがッ
亀山さんの段重さんとの御縁ちゅぅ~ことだけでもッ
こいつぁ~なかなか嬉しき御縁でございますッ!!
慶応元年ッ
幕末に向かう世の中での財政難の為ッ
閉窯を余儀なくされてその御姿をば消した亀山さんッ
その後の窯場跡地はッ
かの坂本龍馬が率いる亀山社中の拠点として引き継がれてゆくのでございますがッ
幕末激動の長崎を舞台にッ
一世を風靡した亀山焼さんはッ
やっぱし何気に歴史の栗じゃなくてッマロンじゃなくてッ
ロマンを感じずにはいらんない御方様でございますッ!!
長崎生まれの亀山段重さんッ!
アナドレナリンってはい観世音菩薩ッ!!?
直訳ッ・・
あなどってはいかんぜよッ!!!