皆様今晩はッ!!
っでさてして毎日猛烈さんな暑さが続いておりましてッ
まっことほんとにどえらい季節となりやしたッ!!
まぁ~もぉ~そんな時にゃぁ~ちべたいもんをばッ
ぐぅ~ッと楽しみたいもんでございますッ!!
ってまわけでございましてッ
毎年ちゃまんとこではこげなる暑い日にはッ
ちべたぁ~い冷茶抹茶を点てることにしてるんでございますよッ!!
んでんでしかもねッ
使う御抹茶は初夏限定出荷の「新茶抹茶」なんでぇ~ございますッ!!
ででしてこれが実にまろやわらかッ!
冷茶仕立てにゃもぉ~パピパピッ!!
してして何気に氷のひとかけさんなんざコロッと泳がせたひにゃぁ~ねぇ~~もぉ~ッ
ドヒャドヒャバッキンガム宮殿御来賓特別レストラン級間違ぎゃぁ~無しだがやぁ~~ッ!!
なもんでとにかくあとはそれにピッタシやぁ~のッ
スカッと一発さんなお茶碗さんでもございますればッ
今年のこの猛暑なんざぁ~遥か彼方のイスカンダルメシアンでございますッ!!
なはぁ~~んてな勝手我まま言うとりましたらッ
こいつがなんとまドカンと一発お越しになられちゃったんでぇ~ございますなぁ~これがしかしッ!!!
ッで正にそれこそシャキッとちべたい冷茶抹茶にピッタシやぁ~ッ!!!
とっても素敵なお茶碗さんなんでぇ~ございますッ!!
まぁ~もぉ~とにもかくにもッ
まずそのピッタシやぁ~のさんッ
お出まし下さりませませへぇ~~~~ッ!!!
ってもんではぁ~こりゃ確かにッ
すッきり真ッ白何気にお上品なる一碗さんでぇ~ございますなぁ~~~ッ!!!
このさり気なくさささささッと回した口紅さんのおくゆかしさッ!
薄めに丁寧に仕上げた轆轤の妙ッ!!
してして何よりッ
この微妙ぉ~な手取りの大きさがッ
実にちべたい冷茶抹茶にゃ正にピッタシッ!!!
いやいや真夏のメルヘンでんなぁ~~~ッ!!!
ででしてまずこの今宵のスカッと一碗さんッ!
生まれは恐らく1600年代の後半あたりッ
かの九州の柿右衛門手のお茶碗さんなんでございますッ!!
なるほどなるほど柿右衛門さんでぇ~ございましたかッ!!
やっぱしこのすっきり感はさすがでございますなぁ~~~ッ!!
しかもかもしかその柿右衛門さんと申さばッ
その色正に柿の如し赤絵を得意とされところをあえて無地の真ッ白さんたぁ~ッ
こりゃまたたまりまへんなぁ~~~ッ!!!
ってなところでまぁ~このその筈ッ
確かにこのあの柿右衛門さんと申しますれば赤絵さんでございましょぉ~けどッ
なしてこげなに真ッ白さんかと申しますればッ
実は今宵のこのお茶碗さんッ
お茶碗はお茶碗さんでもッ
鉄漿茶碗さんと申しましてッ
いわゆる江戸時代ッ
女性の方がお歯黒をなさるときに用いるお碗さんなんでぇ~~ございますッ!
云わば一つの女性用の雑器ッ
なもんであえて赤絵は施さずにシンプルさんに真ッ白仕上げにされたのでございましょうッ!
だけんどそれだけじゃッてなことかどぉ~かは定かじゃござんせんけどッ
口紅のこの仕上げはさすがは柿右衛門さんちゅぅ~とこでございましょぉ~やねッ!!
まぁ~このとにもかくにもッ
大概鉄漿茶碗さんと申しますればッ
伊万里の少々大振りさんな手で染付を施されたものが主流の中でッ
わざわざ柿右衛門さんに作ってもらったッちゅぅ~ことはッ
やっぱし少々上流階級の奥方様のお求めに応じられたものなんでございましょぉ~かねッ!!
おうおう毎度ぉ~~ッ!!
冷てぇ~御抹茶お待ちでぇ~~いッ!!!
おほほぉ~いッ
これはこれは手編出君ッ!
早速もってのおおきにさんでぇ~ございますなぁ~~ッ!!
ちょいとま気の遠くなるよぉ~なこの暑さッ
今年のこの猛暑はッ
今宵のこの柿右衛門さんの鉄漿茶碗さんのお陰で何とかパピッと乗り越えられそぉ~でございますッ!!
柿右衛門ぉ~~んんんッ!!
ありがとぉ~~~~ッ!!!!
今度はタケコポタァ~ねぇ~~~ッ!!!
ってそれはドラえもんさんでしょッちゃまぁ~~~ッ・・・・・