皆様今晩はッ!!
でさてしてその昔ッ
ヨォ~ロッパの地では中世からその末期の頃くらいまでッ
上流的人々の間で使われていた器の主流はッ
陶器や何やらではなくてッ
金属さんだったってぇ~ことッ
御存知でございましたでございますかぁ~~ッ!!?
してその金属さんのお名前はッ
ピュゥ~タァ~さんと申しますッ!!
♬(^^♪ 夜とッ・・・朝のあいだにッ・・
それはピィ~タァ~さんでございますがッ・・・
今宵御登場下さいます御方様はッ
そのピュゥ~タァ~さんなんでございますッ!!
ってなわけでございましてッ
まずは早速そのピュゥ~タァ~さんにッ
御登場願いやしょほほいッ!!
ってまぁ~こりゃ実に渋さ満点さんのお皿さんでございますかぁ~~ッ!!?
でして時代は恐らく十七世紀のフランス生まれッ!
歴史によりますればッ
ヨォ~ロッパの地におきましてッ
このピュゥ~タァ~さんが全盛期を迎えますのが十七世紀ッ
つまりはピュゥ~タァ~さんにとってッ
とっても良か時代のノリノリさんのお皿さんなのかもしんないでございますッ!!
でッそのピュゥ~タァ~さんッ
始まりの歴史はめっちゃ古くからと言われておりましてッ
今から千年以上も前との事ッ!
素材は錫に銅ッ
古き頃は鉛を含ませていたよぉ~でございましてッ
ヨォ~ロッパの地にてブレェ~クされたのはッ
ロォ~マ支配の時代のイギリスだそぉ~でございますッ!!
してしてその後ッ
十八世紀に入ると磁器などの台頭を受けてッ
ピュゥ~タァ~さんの勢いも下火となってしまいッ
生活の中の主器の座を奪われてゆくのでございましたッ・・・
だけんどもッ
その芸術的要素はかえって見いだされる事となりッ
西洋芸術の一つとして今日まで親しまれてゆくこととなってゆくのでございますッ!!
まぁ~ってなわけでございましてッ
簡単なるピュゥ~タァ~さん秘話ではございましたがッ
つまり十七世紀の後ッ
衰退を期した古えの時代のピュゥ~タァ~さん達はッ
ヨォ~ロッパの地におきましてもッ
その御姿が少なくなりッ
十七世紀~十八世紀初期のピュゥ~タァ~さんに巡り合うことはッ
なかなかむつかしくなってしまってたこの頃だったのでございますッ・・・
だもんだからつまりッ
今宵のこのピュゥ~タァ~さんのお皿さんはッ
ちょいとばかしの嬉しき御縁ッ!
ちゃま自身もッ
この時代のピュゥ~タァ~さんにお目にかかるのはこれで二度目ッ!
いやいや実にめでてぇ~出来事さんだったってぇ~わけでございますッ!!
だからとにかく改めましてッ
今宵のこのピュゥ~タァ~さんの隅々をばッ
見て見てくださりませませでございますッ!!
してしてなったったってのこの鋳物の斑の味わい良さッ!
痘痕も歪みもグニャグニャ感もッ
十八世紀以降にパピッと洗練されるよぉ~になってしまうとッ
まず考えられないくらいの素朴さ爆発さんでございますッ!!
およそ四百年の時を経てッ
今ここに鎮座されしピュゥ~タァ~さんッ!
洋の古えの温もりさんをば噛みしめながらッ
今宵は美味しぃ~~宴の夜更けを楽しみましょぉ~でございましょぉ~かねッ!!
♬(^^♪ 夜とッ・・・朝のあいだにッ・・・