皆様今晩ワンッ!!
でさてして今宵はッ
久しぶりに私ッおやじぎゃぐ普及連盟ッ哺乳類相談役ポコ氏がッ
皆様をば御案内させていただきますですワンッ!!
ででしてその昔ッ
明治三十年代の頃ッ
かの日本を代表する洋画家ッ浅井忠(あさい ちゅう)さんがッ
渡仏の際に大きな感銘を受けたアァ~ルヌゥ~ボォ~をッ
日本工芸界の各分野にドガッとパピッと取り入れる革命運動を興されッ
明治から昭和の初期にかけてのッ
和製アァ~ルヌゥ~ボォ~の礎を築かれたことはッ
我国近代工芸におきまして実にすんばらしき出来事さんとしてッ
今日まで語り継がれておりますでございますがワンワンッ
実はつい先日ッ
以前より海老屋にお越しくださっております何気な花瓶さんのことをッ
「もしかしてもしかすっとッ このデザインは浅井忠さんのデザインとッ
関わりがありそぉ~なデザインだねぇ~~ッ!!!」
っとッ とあるいつも海老屋を気に留めてくださってるお客様よりッ
パピッとな助言をば賜りッ
あッ確かにその流れはあるかもしんないでございますなぁ~~ッ
ちゅぅ~ことでッ
とにもかくにもッこいつぁ~皆様とゆっくり見ながら語り明かせねばならんやねッ!
ッてな具合で御登場いただくことと相成りやしワンッ!!
でしてその花瓶さんたぁ~~こちらぁ~~~ッ!!
んんん~~~ッ してまたなるほどでございましょワンッ!!
この何とも実に抽象的花でもなきゃ飾りでもなさそぉ~なッ
不思議なぐにょぐにょデザインワンッ!
してまた深い緑にドスの利いたよぉ~な朱色で描くたぁ~~ッ
実にアァ~ルヌゥ~ボォ~ワンワンッ!!
正にッかの浅井忠さんがッ
ずるずるぐにょぐにょと表現したかの如しアァ~ルヌゥ~ボォ~そのものさんでございますワンッ!!
ででしてその肝心な和製と思われし大事な部分はッ
この花瓶さん自体の素材が木製であることとワンッ
してしてその絵付けは漆による彩色であることからッ
間違いなく今宵のこの花瓶さんはッ
和製でございましょうワンッ!!
んでもって恐らく時代は明治の終りから大正頃ッ
正に浅井忠さんが日本工芸界にそのアァ~ルヌゥ~ボォ~をば広められッ
お亡くなりになられた後の名残の頃かと存じよりますワンッ
洋画家としての己の人生をッ
明日への日本工芸界の為に尽力された浅井忠さんの情熱の証しこそがッ
今宵のこの花瓶さんなのかもしれないでございますやねッ!!
明治から大正ッ
ロマンに満ちた素敵なその時代はッ
浅井忠さんをはじめとする日本工芸界に情熱を捧げられたッ
数多くのアァ~チストさんや職人さん達によって導かれたものなのでございましょうワンねッ
きっとッ!
ッてなわけでございましてワンッ
今宵のお話さんはこれにて終了さんだワンッ!!
最後までご静聴ありがとぉ~ございましたぁ~ワンッ!!
いやいやこりゃこりゃポコ氏君ごくろぉ~さんでございましたぁ~~ッ!!
でしかしなんだねぇ~~ッ
あのドリフの荒井注がそんな凄い人だっただなんてッ
こいつぁ~驚きもんだったねぇ~~ポコ氏君ッ!!!
ってええぇ~~ッ!??
ずっとドリフのお話だとおもってたのちゃまはぁッ・・・
だめだこりゃッ・・・・