皆様今晩はッ!!
っでさてして今宵はッ
いよいよいよいよ年末気合のドボチョン大作戦ッ
ラスト前でごだりますッ!!
っでッ
令和四年ッラストの二夜のお話さんはッ
来たります令和五年の干支さんッ
えぇ~とえぇ~とッ・・・
ソぉ~ッ兎さんッ!!
ってなもんでのその兎さんをばモチぃ~フにされたお方様をばッ
ご紹介さんでッ
ごッだりまうすッ!!
っでッ
まずこの今宵はこちらの兎サンダぁ~杉山さんだぁ~ッ!!
ってっておほほぉ~いッ!
っで正直ぱッと見何処にどげな兎さんがいらっしゃるのやらッ・・?
ちぃ~と戸惑い困ッちゃうよぉ~な一幅さんでございまっけどッ
改めましてのもぉ~一度よぉ~く見て見てぇ~~ッ・・・
ほらねほらここぉ~~ッ!
あははほんとだ兎さんだはッ!
しかしま何気に良く見て見ますればッ
こいつぁ~なかなかッ
細こぉ~オモロによぉ~描かれてまんなぁ~~ッ!
ちょいと兎さんと致しましてはッ
何気に毛羽立ってな感じでございまッけどッ
それが何気にこの兎さんの存在をばッ
微妙ぉ~に引き出してるかの如しッ!
してしてこの背景のッ
何気にゴッホッ・・・?
ってな感じの不思議な描写がッ
何気に毛羽立つ兎さんをばッ
これまた何気に引き立てるかの如しッ!!
んんんん~~~ッ
こいつぁ~この絵を描きなすったお方様はッ
ちぃ~と何気にッ
只者さんじゃぁ~ござんせんでぇ~ござんすなぁ~~ッ!!
はいはいまッことその通ぉ~~りッ!
激動さんの令和四年を締め括る程の一幅さん故ッ
今宵のこの兎さんをば描きなすったお方様はッ
おっしゃる通ぉ~りの只者さんじゃぁ~決してござりませぬせぬッ!
っででしてそれはいったい誰ぞやねんッ!!!!!?
ってふぁ~いふぁ~い皆々様ッ
お待たせ致しましたのその御仁ッ
その名パピッと小早川秋聲さんと申しましてッ
明治の終わりからッ大正~昭和にかけてッ
ドカンと一発駆け抜けられた気合の日本画家さんでございましてッ
特に戦時中に従軍絵師として戦地に赴きッ
太平洋戦争の姿をッ
秋聲さん独特の捉え方でもってッ
それこそ哀愁に満ち溢れた戦中画を描かれた御仁でございますッ!
っででして改めましてご紹介いたしますッ
今宵のその秋聲さんでございますがッ
そのお生まれさんはッ明治十八年ッ
幼き頃より絵をば描くこととが大好きでッ
一時期父上がご住職であったが故にッ
仏門に入るもののッ
どぉ~しても絵を描くことが諦められずにッ
飛び出してしまったとのことッ!
その後は大好きな絵を描きつつもッ
軍人としてのパピッと任務もパピッと熟しッ
その後の従軍絵師としての任務も果されたのでございましたッ!
っでッ
因みに今宵のこの兎さんはッ
その収納された共箱の記述によりますればッ
明治壬子は明治四十五年ッ
つまりは大正元年ッ!
秋聲さんがまだ従軍絵師となられる前のことでございますッ!
いわゆる秋聲さん絶好調ぉ~の真ッ只中ッ
故にこげな個性浴衣じゃなくてッ
個性豊かな兎さんをば描きなすったんでッ
ございましょぉ~やねッ!
来たります令和五年のお正月にッ
自然光のもとッ
床の間でゆっくり眺めてみればッ
パピパピだった頃の秋聲さんのもんの凄さにッ
直面することッ
間違いないでッ
ござりましょぉ~~やねッ!!
っでさぁ~さぁ~次回はいよいよラストッ!
気合ば入れてッ
頑張り松ッ!!
ではでは皆様ッ
三十日にッ
会いまひょぉ~~~~~~うッ!!