皆様今晩はッ!!
っでさてして何気にッ
暖かなイワシの目刺しじゃなくてッ
暖かな陽春の兆しが見えてまいりましたッ
今日この頃さんでございますがッ
そげな何気にうららかな日にッ
実をば申さばこれまた何気にッ
心ほぼのぼとさしてくださるかの如しお方様がッ
海老屋へお越しくださりましたんさんでぇ~ございますッ!!
でねでねそれがねッ
何とも実に滑稽さんでとってもお優しそぉ~なッ
そげなお方様なんでございますぞよぞよぞよぉ~~ッ!!
っでばだば前置きさんはッ
こげなところにしておきましてッとッ
早速もッてのお出ましさんとッ
まいりやしょほほをぉ~~いッ!!
ってまぁ~こりゃ確かにッ
こりゃこりゃ何気にお首傾げるよぉ~なッ
ちょいと滑稽さんなお姿さんのッ
耳付花生さんでございますなぁ~~ッ!!
時代はだいたい江戸前期ッ
あのかの日本六古窯のひとつッ
丹波の耳付花生さんでぇ~ごだりますッ!!
いやいやしかしまどぉ~よ皆様ッ
この何気に愛嬌溢るるこのお姿ッ!!
例えるならばのッ
幼き子供がッ
お菓子ちょぉ~だいッ!!?
ってな感じでおねだりしてるかの如しッ!!
心ほぼのぼメルヘンでんなぁ~~ッ・・・・
っでまぁ~この丹波さんと申しますればッ
中世の頃から始まるッ
あのかの焼〆の壺さんをば筆頭さんにッ
江戸初期のあのかの山椒を入れた朝倉山の壺さん等々ッ
中世ッ近世の壺の名産地さんでございまっけどッ
江戸期を迎えて茶の湯が盛んになるに従いッ
茶道具の世界にもッ
パピッとその存在感をば残されたッ
古窯さんなんでございますんでございますッ!!
っでッ
そげな茶道の世界にパピッと応えてッ
生まれましたる丹波さんの一つともいえるのがッ
今宵のこの花生さんなんでございますッ!!
いやいやしかしまッ
この実に滑稽さんなるお姿さんにゃぁ~ッ
心何気に癒されまくりでございまっけどッ
このなんともさんなへたり具合ッ
窯の中での自然な悪戯さんかッ
さもなくばぁ~のッ
作為的なる仕業なのかッ・・・?
確かにときたまこの手の時代の丹波の花生さんでッ
ちょぴっと傾げたよぉ~なッ
そげなお姿さんの花生さんをばッ
何気に見かけることがござります故ッ
いわゆる当時のひとつの流行だったのかもかもッ・・?
さもなくばッ
やッぱし当時の丹波の窯の具合がッ
なしてかへたりさんをば生みやすいものだったのかッ・・?
まぁ~このいずれにいたしましてもッ
こげな滑稽さんなるお姿さんにゃぁ~ッ
こころほぼのぼ癒されまくりはッ
間違いないではございまさぁ~やねッ!!
陽春間近の弥生の夜更けッ
気合ッちゅぅ~よりッ
長閑なひと挿しッ・・・・・
心癒されメルヘンでんなぁ~~ッ・・・・・