皆様今晩はッ!!
ってなもんでございましてッ
前回はド渋力強き室町備前の三耳壺さんをば御紹介さしていただきましたれしがッ
今宵はいよいよさんざん申し上げておりました備前の最高峰ッ
桃山備前さんの御登場さんでございますッ!!
でッ
なして桃山時代の備前さんが最高峰なのかッつぅ~とッ
その桃山時代にいわゆる千利休さんによる茶の湯が確立されたためッ
その茶の湯に組み込まれる備前さん達が誕生することとなりッ
今までの単なる焼締めだけでなくッ
その姿形ッ焼際の工夫などが施されるようになってゆくのでございますッ!!
なもんでございますからッ
桃山期の備前さんにおきましてはッ
一種独特さんの魅力が兼ね備われた備前さんとなるわけなんでございますッ!!
但しッ
その盛期も江戸期に入ると伊万里などの磁器の出現さんによりッ
様変わりしてしまうためッ
正にそれこそ1500年代のほんの数十年間だけのッ
言わば幻的時代の中での備前さんと言える皆様なのでごだりますッ!!
ではでは皆様ッ
大変長らくお待たせいたし申し上げましたがッ
今宵のその桃山備前さんにッ
ドガッとパピッと御出ましいただきやしほいッ!!!
ッてまぁ~こりゃ確かにッ
前回の室町備前さんさんとは全く異質ッ
見所更にドカンと一発過ぎるかの如しッ
豪快さんな備前さんでございますッ!!
ででして前回の備前さんは耳が三つの三耳壺さんでございましたがッ
今宵は何とま耳が四つッ
なもんでズバリは四耳壺さんと申しますんでございますがッ
元々の用途はやっぱしなんらかぁ~の貯蔵目的さんのッ
壺さんではないかと存じよりますッ!!
でして何よりッ
この全体の景色のバラエテェ~に御注目くださりませませッ!!
いわゆる窯の中での灰が被るために現れる胡麻ッ
してまたその胡麻が更に灰被り過ぎてのこのカセ具合ッ!!
ドス赤き小豆色の上りも艶やかにッ
してしてこの何ともたってぇ~のッ
円状のぼた餅っちゅぅ~備前独特さんの焼成技ッ!
してしてしてててまっこと小さきけれどもさんのッ
窯印さんもッ
ぱぴっと二か所ッ!!
正にゆぅ~なりゃ桃山備前の基本的解り易き壺さんでございますッ!!
おまけにこの真ん丸感な御姿さんもッ
たまりまヘンドリックス君でございましょッ!!!
だもんでこぉ~なりゃ立て続けさんのッ
恒例ちゃまちゃま渾身気合の一挿しッ
だはッ!!!
茶の湯の確立ッちゅぅ~大きな転機を迎えた桃山時代ッ
備前に限らず日本各地の窯等にッ
独特過ぎるくらいのセンセェ~ショナルを巻き起こした幻の時代ッ!!
桃山こそがッ
我国ベリィ~オォ~ルドセラミックスズにとってのそれこそパラダイスのピリオドさんだったのでございましょぉ~なッ!
とにもかくにもッ
桃山イズアベリィ~ハイマウンテンッ!!!
何だか変なエングリッシュ並べるよぉ~になっちったなぁ~~~~ッ・・・・・