皆様今晩はッ!!
なんじゃかんじゃと今年の三月さんもッ
今宵を含めまして後二日ッ!
早いもんでございますなぁ~~~ッ!!
ッてなことを言ぅ~とりましたらあっとゆぅ~う間に四月も過ぎてッ
五月六月七月トンカツッ!
季節はすぐに移り行きますでございますぞぉ~~~ッ!!!
そうッすぐにでございますッすぐにッ
すぐにッすぐにッすぐにッ
河豚にぃぃ~~~~~ッ!!!!??
ってなわけでございましてッ
半ば強引的に今宵のタイトレさんにこじ付けさしていただきやしたがッ
そぉ~なんでございますッ!
今宵のタイトロさんはッ
パピッとこちらの河豚さんなんでぇ~ございまふぐッ!!
ってっってまぁ~この皆様ッ
どぉ~でおまっしゃろかこの河豚さんッ!
何気に片意地も張られずッ
かと申しましても手を抜きまくってるわけでもなくッ!
微妙ぉ~に心地よく見る御方様の心を和ませてくださるかの如しッ
素朴な水墨の河豚さんでぇ~ございますッ!!
ででして今宵のこの河豚さんをば描きなすった御方様とはッ
その名を藤井松林さんと申しましてッ
元々はその昔ッ
福山藩の絵図師として活躍された立派な藩士さんだった御方様でございますッ!!
っでッ
まずその松林につきまして少々お話いたしますればッ
お生まれになられましたのは文政七年ッ
福山藩士ッ藤井小右衛門さんの御長男としてでございましてッ
その後の天保八年ッ十四歳の時にッ
福山藩の絵図師のお手伝いみたいな役に就かれッ
いよいよ後の絵師となられる松林さんとしての第一歩を踏まれたのでございましたッ!!
でしてでこれまたその後ッ
福山藩の絵図師としての重要さんなお役目を数々こなす傍ら京都へも趣きッ
かの四条派絵師ッ中島来章さん等の師事を経てッ
更なる精進をされたのでございましたッ!!!
してしてその後ッ
時代は移ろい明治維新を迎えますとッ
藩のお仕事は勿論なくなりッ
当初は厳しき時代を迎えるもののッ
そのパピッとした絵師としての腕を振るいッ
度々の内国博覧会にてドカンと一発気合の松林さんをば認められッ
ある意味明治に残りし四条派画家としてッ
その存在を確立されていったのでございますッ!!
明治二十七年に七十一歳でその生涯に幕を閉じられる日までッ
数々の後継者を育てッ
して生涯ひとりの絵師としての人生をパピッと全うされた松林さんッ
何気にカッチョ良か御方様でございますなッ!!
ってなわけでございましてッ
改めまして今宵のこの河豚さんに戻りますでございますがッ
描きなすった時代はだいたい明治ッ
四条派的画風の松林さんといたしましてはッ
ちょいと珍らな図柄でございますッ!!
だけんどこぉ~して何気に眺めてるだけでもッ
なんでかこぉ~ほッするのはッ
やっぱし幕末ッ明治維新と激動さんの時代を生き抜いてこられた松林さんだからこそッ
ちょぴっと描いた河豚さんでもッ
何故だか心引きつけられるのでございましょぉ~やねッ!!
陽春三月河豚さん来りてッ
今宵もほのぼの温か気分のお話さんでございましたッ!!
ほッこりほっッこりッ!!