皆様今晩はッ!!
ッてなもんでございましてッ!
そのその昔の長崎出島におきましての阿蘭陀との貿易がッ
我町日本橋と遠からずとものゆかりがございますことはッ
度々皆様にもお話さしていただいておりましたではございますがッ
なかなかここんとこッ
皆様にパピッと御紹介出来るよぉ~な御縁に恵まれておらずッ
だいぶご無礼いたしておりましたではございますがッ
ここへ来まして少々ッ
渡りの流れの何気にオモロなギヤマン系の御方様達との御縁がございましたもんでッ
陽春間近の夜話さんにとッ
パピッと一発おおくりさしていただきとぉ~と存じよりますッ!
ではではまずこの早速さんにッ
お出ましいただきやほやほいッ!!!
ってとってちってまぁ~こりゃッ
実にどッしりさんなタイプのガラス瓶さんではございますがッ
恐らくたぶんはその当時ッ
遥か西洋の地よりやってこられた阿蘭陀船の乗組員さん達が飲み捨てていったッ
いわゆるジンかなんかのガラス瓶さんかと存じよりますがッ
ちょいとこちらを御覧くださりませませませッ!
いわゆるこのガラス瓶さんの注ぎ口に施されとります錫製のこの栓ッ!
っで実を申さばこの栓ちゃんッ! ・・・えッ?せんちゃんとなッ・・・ 仙ちゃんッ・・・・・
ガッガオォ~~~ッ!!!
仙ちゃん仙ちゃん男星野ッ!!!
まっこと燃えるドラゴンズ時代を築きッ
ほんとにほんとにアリガトォ~~~~ッ!!!!!!
・・・・・・・・・・
あッ
まっこともって御無礼致しましたでございますがッ
気を取り直しまして起動ぉ~修ぅ~正ぇ~さんでございますッ・・・
っで何を隠そぉ~この栓ちゃんッ
如何にももともとこげなるスタイルさんのガラス瓶さんかと思わせるかの御姿さんなれどッ
実を申さばこの錫の栓ちゃんッ
阿蘭陀より日本へ渡って来られポイッと捨てられたのちにッ
わざわざ日本の職人さんに作って貰ったッ
少々アナコンダじゃなくてッ
手の込んだ錫製の栓ちゃんなんでぇ~ごだりますッ!!
元々この手のガラス瓶さんはッ
先にも申し上げましたよぉ~にッ
阿蘭陀船の乗組員さん達が飲み捨てたゴミさんみたいなものッ・・・
だけんど当時の日本の皆々様にとっちゃぁ~そりゃもぉ~見たこともない超ぉ~珍らな異物ッ!!
必然さんとそのゴミさんが貴重ぉ~な宝物さんとなってゆくのはッ
決して不思議なことではござんせんでぇ~ござんしたッ!!
してして中には勿論飲み干した後ッ
その本来の注ぎ口が割れてしまったものも多かれ少なかれッ・・・
なもんでそこをば再び復活させよぉ~とおもわれたのかどぉ~かッ
パピッと一発丁寧さんに又再び使えるよぉ~に施されたのがッ
今宵のこの錫の栓ちゃんだったよぉ~でございますッ!!
いやいやしかしまッ
例え見たこともないよぉ~な珍らなものとはいえッ
乗組員さん達が飲み干し捨てていったガラス瓶さんをば珍重されるたぁ~ッ
正にそれこそ江戸期における我国日本のまっことオモロな歴史のひとペェ~ジでございますッ!!
因みに今宵のこのガラス瓶さんが収納されとりました木箱さんにはッ
ほれほれパピッと安政二年の年記ッ!!
しかも当時の持ち主さんの記述までッ!!
尾陽浪越鶴重街ッ 荒川昇庵ッ!!
いわゆる尾張名古屋の一角ではございますがッ
現在ではその鶴重なる町名さんはッ
名古屋の繁華街ッ錦の一部になってしまわれたとかッ・・・
してしてその当時にそこにいらした荒川昇庵さんちゅぅ~御方様がッ
今宵のこのガラス瓶さんをば御所持されていたとのことでございますッ!!
遥か彼方の阿蘭陀の地より長崎に辿り着きッ
してしてその後長崎よりからどげなる経緯で尾張名古屋まで辿り着かれたのでございましょぉ~かッ・・・?
そげなガラス瓶さんの不思議な旅路を思い浮かべますればッ
今宵のこのガラス瓶さんがッ
なお一層ぉ~不思議にオモロに目に映ってゆくかの如しでございますなぁ~~ッ・・・
ふむふむッ
尾張名古屋の荒川さんでッかぁ~~~ッ・・・・
んッ!?
ッてこたぁ~~やっぱしその荒川さんもッ
熱血ドラキチだったんでございましょぉ~~なぁ~~~ッ!!!!
だから江戸時代にゃぁ~まだドラゴンズは存在しとらんてッ・・・
あそッかぁ~~~~ッ!!!