皆様今晩はッ!!
でさてして皆様お元気ですかッ!?
っでなんじゃかんじゃと八月ももうど真ん中ッ
甲子園も始まりましてドカンと一発夏真ッ盛りでございますッ!!
ってなわけでございましてッ
今宵ご登場いただきますのはこちらの御二方さんでぇ~ございますッ!!
あらよっとッ!!!
海に浮かんでるのはあらヨットッ!
べろんべろんにあら酔ぉ~とぉ~~ッ???
・・・・・・・
大変ご無礼いたしましたッ
改めましてッ
こッつりらぁ~ッ!!!!!
ってまぁ~この別段夏にピッタシやぁ~だのなんだのッちゅぅ~御方様では決してございませんがッ
もぉ~まぁ~たぶん皆様お分かりさんではございましょぉ~けどッ
今宵のこの御二方のお茶碗さんはッ
かの益子を代表する陶工さんであり又民芸運動の立役者のお一人でもあられたッ
濱田庄司さんの手掛けられたお茶碗さんなんでぇ~ございますッ!!
ほぉぉぉお~~ッ!?
ちゃまにしちゃぁ~ちょいと珍らなお話さんではございまっけどッ
まずこのかの濱田庄司さんのお茶碗さんと申しましてもッ
恐らくだいぶ若いころの作かと存じよりましてッ
海外での武者修行から日本へお戻りになられ益子に窯を築かれた頃のッ
いわば庄司さん三十代頃のお茶碗さんではなかろぉ~かと存じよりますッ!
比較的ッ
この頃の初期庄司さん作茶碗さんとしてッ
よく目にいたしますいわゆる「地釉茶碗さん」とッ「縁黒茶碗さん」でございますがッ
なしてちゃまが今宵のこの御二方をばお連れ致したのかと申しますればッ
確かにこの手の庄司さんのお茶碗さんをばお見受けする中でッ
今宵のこの御二方には何気に少々違う雰囲気さんを醸し出しておられるよぉ~に思えてならなくてッ
思わずお連れしてしまったッちゅぅ~訳なんでぇ~ごだりますッ!!
ででしてそれがこの部分ッ!!
ッでまずこちらの地釉さんのほぉ~でございますがッ
実に見事に広がるおびただしきカイラギさんの妙ッ!
っでまぁ~この初期庄司さんの地釉茶碗さんにはッ
カイラギさんがパピッと出てるのは当たり前田のセサミハイチなんではございますがッ
ここまでおびただしく激しく出てらっしゃるのはなかなかパピパピッ!
おまけにこの何とも言えぬ淡き緑の仕上がりと素敵なシルウェットッ!!
窯の中での偶然も重なってとは言うもののッ
何気にそれらがたまんなく思えてしまってしまったんでございますッ!!
してしてもう一方の縁黒さんはッ
なんたったってのこの微妙ぉ~なヘタリ具合ッ!
写真じゃうまくお伝え出来ないのが残念でございますがッ
当時の庄司さんといたしましてはッ
失敗作として世に出されなかったかも知れない感じのヘタリ具合でございましてッ
これが実にすんばらしぃ~~~ッ!!!
おまけにこの角度でしか味わえないヘタリの御姿の時のッ
このカイラギの妙と対面内側の釉のはじけ流れの自然の悪戯風景さんッ!!
これらがパピッと重なり合った時の絶妙シルウェットさんッ!!
益子を代表する濱田庄司さんだからこそのッ
この自然の悪戯の偶然の重なりさんがッ
何気に青白く仕上がった釉薬とも相まってもぉ~てッ
こちらの縁黒さんもお連れしてしまったッ訳なんでぇ~ございますッ!!
まぁ~この完璧ちゃまの独断とケンケンなんとかしてぇ~~ではございましたれしがッ
祖国を一時期離れて海外での武者修行の後ッ
日本へ戻られた庄司さんの目にはッ
きっと古くからの日本の姿が思いっきり愛おしく焼き付いたのではないでございましょぉ~かッ!!
そんな中で生まれた初期庄司さんのお茶碗さん達にはッ
自然といにしえの古陶の姿を大事にされた庄司さんの思いが込められたッ
そんな時期だったのかもしれないでございますやねッ!
まぁ~まぁとにかくッ
今宵はまっことちゃまの思い込み爆裂さんではございましたがッ
この初期庄司さんの二碗さんはッ
じっくりゆっくりちゃまの手の中で美味しぃ~お茶を点てながらッ
温かき深味を重ねていって下さればとッ
心より存じよります次第にございますでございましたッ!!