皆様今晩はッ!!
っでさてして前回よりッ
久々さんの近世大坂画壇のお出ましをばいただきッ
陽春気合のスイッチョ入りまくりのちゃまでございますがッ
勿論今宵もドカンと一発近世大坂画壇の御方様をばッ
御紹介さしていただきますでございますぞッ!!
ってなわけでございましてッ
今宵御登場いただきますその近世大坂画壇の御方様とはッ
もぉ~もぉ~皆様ケッコォ~お馴染みさんとなってまいりやしたかと存じよりますがッ
あの近世大坂画壇を代表する森派の実質三代目ッ
森 一鳳さんでございますれしがッ
その一鳳さんと申しますればッ
更にかの森派の祖と言われし猿描きの名士ッ
森 祖仙さんの云わば孫弟子ッ!!
なもんでございますからッ
一鳳さんとてお猿さんをば描かせたらッ
きっともんのすんごいお猿さんをば描くんでございましょぉ~やねぇ~~ッ!!
っと以前よりずっと思い描いておりましたちゃまでございますれしたがッ
実は何とまッ
今の今まで一鳳さんの描かれたお猿さんにはッ
お目にかかったことなど全くなかったんでぇ~ございますッ!!
但しッ
お猿さんではなくてッ
狸さんや狐さんなどッ
別の動物さんならいくつかパピッと描かれたカッチョよかものをばッ
目にしたことはございましたがッ・・・
あんだけごッつか猿描きの名士の孫弟子さんなのにッ
なしてなんでございましょぉ~かッ???
なはあぁ~んてなッ
素朴な疑問を抱きながら年月さんは過ぎ去りしてのつい先日ッ!!
何とま遂にッ
待ちに待ったり一鳳さんの描きなすったお猿さんとのッ
パピッとご縁を戴いてしまったんでぇ~ございますッ!!
いやいやまぁ~このッ
またまたまっこと長き前置きさんとなってしまいましたれしがッ
でばだば早速ッ
件のその一鳳さんのお猿さんにッ
ドボチョンドロドロお出ましいただきやしどぼいッ!!
ってっておほほほぉ~~いッ!!
いやこりゃ正しく森派のお猿さんッ!
感動さんの御対面たぁ~実になんともメルヘンだんなぁ~~ッ!!
でしてでまずこの如何にもホワホワ毛並みの描写とッ
見事なまでのお猿さんのお顔の表現ッ!!
してまた親子のお猿さんの互いの動きのひしひしと伝わるかの如しこの筆法ッ!!
何気にポツンと枝豆さんをば転がしとるとこなんざはッ
如何にも浪花の洒落でございましょぉ~かッ!!
いやいやしかしま見事な描写のお猿さんでぇ~ございますッ!
森派の開祖ッ祖仙さんの描くお猿さんとまではッ
さすがに参りませんではございますけどッ
ここまでパピッとお猿さんをば描くことはッ
そぉ~はなかなか出来る技ではござんせんぞッ!!!
しかしまなして猿描きの名士の孫弟子さんなのにッ
お猿さんの絵があんまし無かったんでございましょぉ~かッ・・・?
それはやっぱし祖仙さんの描くお猿さんはッ
森派にとってはもんのすんごいものだった故にッ
そぉ~は簡単に題材として出来なかったんでございましょぉ~かッ!??
っとなるとッ!??
今宵のこの一鳳さんのお猿さんはッ
ある意味一鳳さんが祖仙さんへの敬意を表してッ
ドカンと一発気合を込めての一幅さんだったのかもしんないでございますぞッ!!
とにもかくにもッ
ずっと夢にまで見ていた一鳳さんの描くお猿さんにッ
遂にお目にかかれましたこの幸せにッ
何気に浸る今宵のちゃまでございましたッ!!
なるほどなるほどそぉ~言われて見て見ればッ
さすがは一鳳気合の一幅ッ
見れば見るほどお猿さんのお顔が気合入ってるよぉ~に見えてきたなぁ~~~~ッ!!!
ってこれちゃまの顔だったぁ~~ッ・・・
やっぱしちゃまはお猿さんだったんだねッ!