皆様今晩はッ!!
ってってなんじゃかんじゃと近世中京画壇御紹介さんも今宵がラストッ
名残り惜しむかの如し今宵はパピッと連日お出まし下さいました清さんの師匠さんにッ
ドカンと一発御登場いただきますでございますッ!!
そぉ~でございますッ!
かの復古大和絵の祖ッ
田中訥言さんッその御方様にぃ~ごッだりまうすッ!!
んでんでしかもかもしかッ
正にそれこそ秋真っ只中にぴッたしやぁ~のッ
哀愁素朴な一幅さんなんでぇ~ございますッ!!
ではではともかくッ
まずはもっての今宵のその訥言さんにお出ましいただきやしもやいッ!!
ッてっってかぁ~~ッ!
こりゃ確かに秋の哀愁漂い漂いまくりでございますなぁ~~ッ!!
秋風そよぎし山の暮れッ
何気に佇む鹿さんのその御姿にッ
何とも言えぬ寂しささんをば感じずにぁ~おられん一幅さんでございますッ!!
さり気なきススキの描写がッ
目には見えねどさらりとそよぐ秋風さんをば肌に感じるがの如しッ・・・
メルヘンだがやぁ~~~ッ・・・・
どッどッどぉ~よ皆様この一幅ッ
実にシンプルさんなれどッ
目にした方々の心をポチッと秋へといざなう魔法のよぉ~でございますッ!!
ッでさてしてここでッ
今宵のこの訥言さんについてッ
ポチッとお話さしていただきますがッ
そのお生まれさんは明和四年ッ
正にパピッと尾張名古屋の御出身でございましてッ
幼き頃より仏門に入りッ
延暦寺にて天台宗を修められたとのことでございますッ
その後仏門を離れるとッ
当時の土佐派ッ土佐光貞さんのもとでいよいよ本格的に日本画の道へと突き進まれッ
ビシッと土佐派画家として活躍されるのでございますがッ
平安時代に栄えた大和絵の優美に魅せられてッ
復古大和絵の絵師としてッ
ついには世に知られる画家となったのでございますッ!!
ただねッ
天は二物を与えずなのかッ
実を申さばその訥言さんはッ
ずっと重い眼病を患っておられたのでございますッ・・・
つまりは画家にとっちゃは目が見えなくなったら致命傷ッ
まっこと訥言さんにしてみれば物凄い大変な事実であったのでございますッ!!
定かじゃございませんがッ
一説によりますればッ
遂には失明のためッ
五十七歳で自らの命を絶ったともいわれておりますんでございますッ・・・
まぁ~この切ないお話さんでございますッ・・・・・
まぁ~まぁ~なにはともあれッ
江戸の時代の尾張名古屋におきましてッ
古き平安の頃の柔らかな画風に魅せられッ
復古を目指すなんてな立派な思いを貫き通された訥言さんッ!
そしてその意思をば受け継がれた清さんッ!
近世中京画壇はッ
またひとつッ
古き日本画壇の素敵な特色をもった画壇だったのでございますやねッ!!
となりゃやっぱし訥言さんもッ
熱烈ドラキチだったんでございましょぉ~~なぁ~~~~ッ!!!!
だから江戸時代にゃぁ~ドラゴンズなんてまだないんだってばぁ~~ッ!!!
あッそだねッ・・・・