皆様今晩はッ!!
でさてして皆様ッ
江戸期のかの名工尾形乾山さんのことはッ
ゆうまでもなくよくご存じのことかと存じよりますがッ
その乾山さん亡き後ッ
二代三代の乾山さんと続きッ
幕末~明治の時代まで乾山さんの流れはパピッと受け継がれてゆくのでございましたッ!!
ってなわけでございましてッ
その乾山さんの流れをパピッと受け継いだ幕末期の陶工さんの一人にッ
井田吉六さんちゅぅ~御方様がいらっしゃいましてッ
してまたの名をッ
乾斎さんと申しましたんでございますッ!!
してその乾斎さんはッ
乾山焼の筋をパピッと通されたことはもとよりッ
そこから幕末期特有の異国趣味を活かした陶器を手掛けた陶工さんとしてもッ
秘かな伝説をば持つ御仁でもあられましたんでございますッ!!
但しその乾斎さんの作品と思われしものはまっこと少なくッ
現時点におきまして確認されておりますものはッ
ごく一部の博物館御所蔵のものとッ
ちゃまんとこにございます小皿十枚ッてなくらいのところのよぉ~でございますッ!!
ででして更にはッ
その本名である吉六銘のものが殆どでございましてッ
乾斎と名を入れたものは実を申さばッ
ちゃまんとこにございますその小皿十枚さんくらいしかッ
いまんとこハッキリ確認されていないとの事なんでございますッ・・・
なもんで人物的にはこんだけハッキリ資料がありながらッ
まっこと残念な限りの現状さんなんでございますッ・・・
ところがところがどっこい乾作さんでございましてッ
先の関西出張の際にッ
100%とまでは言い切れませんもののッ
もしかしてもしかすっとこれはッ!!???
ってなくらいの第二の乾斎銘バリバリさんの出会いになるかもしんない御方様とのッ
御縁をば戴いてまいりましたんでございますッ!!
まぁ~まぁ~ともかくッ
前置きばかりが長くなってしまいましたもんでッ
まずはもってのその乾斎さんと思われし御方様にッ
御出ましいただきやしほいッ!!
ってまぁ~こりゃいわゆる幕末頃の珍陶ッ
京阿蘭陀さんの平鉢ッつあんちゅぅ~かなんちゅぅ~かッ
っでまぁ~この確かにちゃまんとこにございます乾斎さんもッ
いわゆるひとつの京阿蘭陀さんの手ではございますがッ
何所が一体乾斎さんと思われしとこなんでございましょぉ~やッ!???
っでその決定的に近い根拠といたしましてが皆様こちらでございますッ!!
そぉ~これッ!
いわゆるこの平鉢ッつあんの裏側の四本足のひとつに記されたこの銘ッ!!
乾〇造??となッ!!
あいやぁ~~肝心要の真ん中の一文字がッ
見事に欠けてるじゃぁ~ござんせんかぁ~ラァ~メン専科ぁッ!!
でもでもまずこの皆様ッ
ここで今宵のこの平鉢ッつあんの各所とッ
ちゃまんとこの乾斎さんとをパピッと並べて比較してみればッ・・・・
でしてまずこのヘンテコさんな花模様だのなんだのんとこッ・・・
裏面に記された英文のよぉ~なそぉ~でないよぉ~なけったいな文字ッ・・・・
してしてそれぞれの釉薬の色やボテボテ感ッ・・・
ねぇ~ねぇ~こぉ~して並べて見て見ればッ
まっことどぉ~してほぼ一致するよぉ~でないかえぇ~~~ッ!????
まぁ~この確かに当時の京阿蘭陀さんと言われるこの手の皆様はッ
おんなじよぉ~な雰囲気のものが色々ございますんでございますがッ
ここまで様子が一致するものとなるとッ
なかなかあるもんじゃないでございますッ!!
まぁ~この実際ッ
ほんとに肝心要の乾の字の次の一文字が何故だか欠けてしまったことがッ
何よりの謎を深める大きなミソとなってはしまっておりますがッ
ここは一発じっくり腰をば据えてッ
カピッと調査を進めていきたく存じよりますちゃまでございますッ!!
願わくばッ
乾斎さんでありますことを夢に思いつつッ
今宵はとにかくじっくりゆっくり平鉢ッつあんとの有難き御縁をばッ
嚙みしめとぉ~ございますもんでございますッ!!!
んんんん~~~~~~~ッ・・・・
今宵もまっことメルヘンだんなぁ~~ッ・・・・・