皆様今晩はッ!!
っでさてして今年も秋深まってまいりましたでございますがッ
実は先月ッ
我ッ中日ドラゴンズの聖地名古屋にてッ
いつも大変お世話になっております先輩のお店へッ
久々にお伺いさしていただきッ
ドカンと一発地元近世中京画壇の実にたまんない掛軸さんとの御縁をばッ
いただいてまいりやしたッ!!
なもんで今宵よりッ
ちょいと暫くの間ッ
その近世中京画壇の面々々をば御紹介いたしたくッ
存じよりますちゃまでございますッ!!
ではではとみかくッ
まずはもってのこちらさんをば御覧くださりませませへぇ~~~ッ!!!
っておほほいッ!
こりゃこりゃ何気にのんびり佇む農夫さんでございまっかぁ~~~ッ!!
っでまぁ~この確かにのんびり長閑な雰囲気漂ぉ~~ほッとな一幅さんではございまっけどッ
農夫さんたったお一人をただぽつんと描いただけとはッ・・・・・
まぁ~この奇麗な美人さんならにょほほほッてなもんでございますけどッ
いったいこれの何処がどげなかちょいとなんともッ・・・・・?
なはぁ~~んてなに思っとったらッ
ほれまずこの画面上部の賛をば改めましてッ
御注目くださりませませッ!!!
してしてそこにはッ
「あくがれてッ 帰るしはふのみへぬまでッ 霞かくれに雲雀鳴くなりッ」
ねへへへどぉ~~お皆様ッ!
わッかッたぁ~~~ッ!!?
そぉ~あのつまりは春の長閑な午後のひと時ッ
野良仕事の帰り道かなんかッ
ふと農夫さんの耳に届いた雲雀の囀りッ・・・
思わずその足を止めて聞き入る姿を墨一色と僅かな単色のみで表した一幅さんなんでございますッ!!
なるほど何気に雲雀の囀りッ
聞こえてくるかの如しでんなぁ~~~ッ・・・
あえて雲雀さんをば描かずにッ
農夫のおっちゃんさんで表すたぁ~~ッ
さすがは聖地の近世画壇ッ
只者さんじゃぁ~ござんせんなぁ~~メルヘンでんなぁ~~~ッ!!
おほほほ続きましてはおッほほほぉ~~~ッ!??
打って変わってこりゃまた美しきかな御婦人さんの御姿がッ!
あッああこの場面ッ!?
かの超絶美人と言われし美人ッ
常盤御前じゃぁ~ござんせんかぁ~~ッ!!!
まぁ~このお話の中身はちょいと悲しかもんではございまっけどッ
淡き単色と墨一色さんでッ
雪の中を幼子三人を連れての悲しき逃避行をッ
実にパピッと表現されとりますでございますッ!!
こちらも何気にメルヘンでんなぁ~~~ッ・・・・・
ッでさてして今宵のこの実にシンプルなれども中身濃き二幅さんをば描きなすった近世中京画壇の御仁とはッ
いったいいかなる御方様なんでございましょぉ~やッ!??
ってなわけでございましてッ
大変長らく皆々様をばお待たせいたしやしたッ
してしてその名を渡辺清さんと申しましてッ
江戸時代後期ッ
尾張の地におきましてッ
かの近世中京画壇復古大和絵の祖と言われましたる田中訥言さんの一番弟子だった御方様でございますッ!!
ででしてその清さんはッ
師匠の訥言さん亡き後もッ
パピッとその師の意思をば受け継いでッ
復古大和絵の普及に尽力された御方様でございましたッ!!
故にその人気も非常に高くッ
今日までもまっこと清さん真筆とされるものよりもッ
ややこしかもののほぉ~が多すぎてッ
実にむつかしぃ~分野のひとつとされておりますんでございますッ!!
っでまぁ~この復古大和絵の名士として名を知られた清さんでございますがッ
今宵の二幅さんは墨一色と僅かな単色のみだけでの実にシンプルさんなもんではございますがッ
たとえ墨一色と僅かな単色のみなれどもッ
こげなに奥行きのある一幅に仕上げるところはッ
さすがは清さんッ
只者さんでは決してござんせんでぇ~ござんすぞッ!!
我ッ中日ドラゴンズの御膝元ッ
昔々の尾張名古屋でドカンと一発活躍された清さんッ!!
やっぱしきっとッ
熱烈的超スゥ~パァ~ドラキチさんだったんでございましょぉ~~なぁ~~~ッ!!!!
ッてまだそん時きゃドラゴンズは存在しとらんだがやぁ~~~ッ!!!
あッそだねッ!