皆様今晩はッ！！
ってなもんでございましてッ
今年も着々さんと近世大坂画壇の皆様との御縁をばいただいとりますちゃまでございますがッ
今宵もパピッと参りまっせぇ～～近世大坂画壇ッ！！
しかもかもしかさすがは大坂ッてなオモロで洒落た一幅さんでぇ～ございまっせぇ～～ッ！！
だばどば間髪入れずに早速さんのお出ましさんとッ
まいりまひょぉ～かい限界ッ正解ッアコヤ貝でございますぞぉ～～ッ！！！
ってもってがはぁあぁ～～ッと来たねこりゃぁ～～ッ！
にんともオモロな太刀魚さんをばにょろりと描いた細幅さんたぁ～ッ
恐れ入り谷の焼き鳥屋さんは美味しかったでございますがッ
いやいやしかしま何気にオモロな構図で描かれましたる太刀魚さんでございますなぁ～～ッ！！
っでまぁ～この太刀魚さんと申しますればッ
御覧の通りのひょろ長さん故にッ
縦にか横にか細ぉ～く描かにゃならんかと存じよりますがッ
こげな風にニョロピッと出たり隠れたりッてな描き方はッ
なかなか洒落たもんでございましてッ
しかも勿論太刀魚さんの描写も絵筋もパッピパピッ！
いやいやこいつぁ～何時まで眺めとっても退屈せぇ～へん太刀魚さんでぇ～ございますなぁ～～～ッ！！
ってってなによりかによりッ
海のお魚数ある中でッ
ななして太刀魚さんをばお選びになられッ
しかもたったの一匹さんだけをにょらり見え隠れパタァ～ンで描かれたのかッ！！？？？
この何とも妙な題材さんがッ
さすがは近世大坂画壇ッ
たまりまへんなぁ～～～ッ！！
ででしてさてしてまずは今宵のこのオモロな太刀魚さんの細幅さんをばッ
ゆっくりご堪能いただきましたところでッ
ぼちぼち今宵の近世大坂画壇さんをば御紹介いたしますでぇ～ございますッ！！
でしてでもってッ
今宵のこの太刀魚さんを描きなすった御方様とはッ
その名をポチッと西山完瑛さんと申しますッ！！
っでまぁ～このだいぶ前に完瑛さんには何度か御登場いただいておりましてッ
パピッと御紹介さしていただいてはおりますところでございますがッ
まっこと久々さんの御登場さん故にッ
改めましての少々のお話さんをばさしていただきますれしがッ！
まずそのお生まれさんは天保五年ッ
かの大坂四条派の絵師ッ西山芳園さんの御長男としてでございましてッ
その後はお父さんであられる芳園さんに仕込んでいただきッ
芳園さんと同じ大坂四条派画家として立派な画人となられッ
して又その後ッ
兵庫の明石藩にお仕えしッ
明治三十年に六十四歳でその人生を全うされるまでッ
大坂四条派をばッ
しっかりと世に知らしめた御方様でございましたッ！！
なもんでやっぱしその画風と申しますればッ
伝統的四条派を重んじッ
ちょいとな上品なとこもございましたでございますがッ
そこはそれほれッ
やっぱし浪花の血潮湧くだかどぉ～だかは定かじゃござんせんけどッ
今宵のこげなるよぉ～な太刀魚さんみたいなもんもッ
パピッと描かれるってなまっこと素敵な完瑛さんなんでぇ～ございますッ！！
いやいやしかしまッ
何度見ても飽きないオモロな太刀魚さんでございますなぁ～～ッ！！
とにもかくにもッ
今宵もこれまた近世大坂画壇のたまんなきかな深き魅力にッ
釘付けしまくり島倉お千代さんのちゃまでございましたッ！！
因みにやっぱし太刀魚さんはッ
ブツ切り塩焼きさんがッ
サイコォ～さんでございますッ！！
