皆様今晩にゃッ!
いよいよついにッ 新たなる「骨董屋の独り言ッ」
スタァ~トさんでぇ~ごッざいまわぁ~~すッ!!
まぁ~まぁ~とにもかくにもッ
皆様との楽しいお話がずっと続けられますよぉ~にッがんばりましッ!!
ってなわけでございましてッ
まずはもっての第一声さんはッ 皆様へのご挨拶兼ねましてッ
この九代目ちゃま大大大好物さんのッ
江戸ガラスさんのナイショの見極め方ッちゅぅ~もんをばッ
パピッと伝授させていただきとぉ~存じよりまするッ!!
でまぁ~このッ
その内容といたしましてはッ まっこと簡単さんな内容でございますゆえッ
ゆっくり楽しみながら御覧下さりますれば幸に存じまするれしッ!!
でッ
その見極めさんのポイントはッ 大きく分けて三つございますもんでございますからッ
いっぺんにお話すっとッ こんがらがらがっちゃうかもしんないのでッ
三部完結編でまいりまっせぇ~~~ッ!!
ででして今宵の記念すべき第一部はッ!!
「江戸のガラスは鐘の音ッ」!!!
早速まいりやしょほほぉ~~いッ!!!!
でッ!
まずは江戸ガラスを知る上でとっても重要さんなその成分についてッ
少々お話させていただきますれしがッ
江戸ガラスさんのその全てにおきましてはッ
鉛を沢山含んだッいわゆる高鉛ガラスさんなんでございますッ!!
なもんでございますからッ
実際に江戸ガラスさんをば叩いてみるとッ
響きのある金属音がするんでございますよッ!!
ちょいと大袈裟ではございますがッ
仏壇にあるあのチィ~ンチィ~ンッてゆうあんな感じッ!!
つまりはそれこそッ鐘の音ッつぅ~~わけッ!!!
明治の十数年以降ッ
日本のガラスさんから鉛の含まれたものが全くと言っていいほどッ
姿を消してしまうんでございますッ ・・・
してまたッ 世界のガラスでも鉛の含まれたものはあんまし類がなくッ
たとえあったとしてもッ
江戸ガラスさん程の鉛の割合は使われてはいないんでございますッ
但しッ 中国清朝のガラスだけは鉛ガラスなんでございますがッ
これは全く質が違うもんでッすぐに見分けることができるでございましょうッ!
なもんでつまりはッ
江戸のガラスさんはッ 叩くと必ずキィ~ンてな鐘の音みたいな音がするッてわけッ!!
でさてッ ここで注意がひとつッ ・・・
二十世紀に入りましてからッ 欧米諸国でいわゆるクリスタルガラスといわれるものがッ
多く作られるよぉ~になるのでございますれしがッ
やはりこちらも鉛ガラスでッ叩くといい音がするのではございますがッ
含まれる鉛の割合が少ない為ッ
その響きが全然違うし雰囲気も全然違うッ
勿論ッ新しいものでございますからすぐに見分けはつくかと存じますけどッ
あくまで一応の注意事項でございますッ!!
さてさてほしたらッ後は実践ッ!!
早速ガラスさんをば叩いてみよぉ~~~~ッ!!!
でもッ 間違っても骨董屋さんに行ってッ
店の方に断りなしに叩いちゃ駄目でございますぞッ!!
たぶん怒られちゃうからねッ!!
必ず一言ことわってッ それで「どうぞッ」って言われたらッ
そっと優しく叩いてみてねッ!!!
してッ キィ~~ンってな響く音がしたらッ
まずは七割方江戸ガラスさんとみてもいいかもよぉ~~~ッ!!???
ただッ
江戸ガラスさんにはッ とっても薄くてデリケェ~トなものもあるからッ
その辺は要注意でございますぞぉ~~~ッ!!!
まぁ~とりやえずはッ
お家にあるガラスを叩いてみてねッ!
あぁ~これは違うなぁ~とかッ あれれこれはいい音がするぞぉ~~とかッ
なんだか楽しそぉ~でございましょッ!!
もしかしたらッ
皆様のお家にッ 江戸ガラスさんがひょっこり隠れてるかもしんないでございますぞッ
・・・・・???
なははははッ!
ってな感じでございましてッ 記念すべき第一部さんはこれにて終了ッ!!
お次の第二部さんもッ
ちぃ~とばかしのオモロォ~さんでございますからッ
是非是非楽しみに待っててくださりませねぇ~~~ッ!!
ほしたら今宵はこれにて皆様ッ
ハイジャラバァ~~~イッ でございますぅ~~~ッ!!!!