皆様今晩はッ!
してして皆様今宵のお話さんはッ
あくまで見立てのものではございますがッ
お茶碗大好きちゃまプレゼンツッ
朝鮮生まれのお茶碗さんのお話なんでございますッ!!
ほんだば早速ッ
気合を入れての御登場さんとまいりや志穂美悦子しゃぁ~~んんッ!!
ってまぁ~ちょいと小さ目さんの小服碗さんでございますかぁ~~~ッ!!
してしておまけにッ
ちょぴっとツンツン顔の愛らしぃ~御姿さんでございますやねぇ~~~ッ!!
でさてして皆様ッ
今宵のこの愛らしぃ~小服碗さんッ
ご覧のよぉ~にッ いわゆる李朝十七世紀頃のッ
無地刷毛といわれる手の小服碗さんでございますッ!
まぁ~本来のお役目さんはッ
お酒などを飲む為の器のひとつでございましょうけどッ
このツンツンな御姿とッ
なによりほれほれッここここぉ~~~ッ!!!
何気に掛けた釉薬さんの自然の悪戯さんからできたッ
掛け斑さんが実に哀愁たっぷりさんでよござんしょぉ~~~ッ!!
このまっこと作為の無きいい加減さといっちゃぁ~なんでございますがッ
これがまたサイコォ~さんなんでございますッ!!
ででしてここでッ
今宵のこの無地刷毛さんについてちょぴっとお話いたしますでございますがッ
その無地刷毛さんの更に御先祖様ッちゅぅ~のがッ
いわゆる粉引さんと言われるッ
李朝生まれの乳白色のお茶碗さんなどの皆様でございましてッ
まっこと贅沢さんな鉛釉をッ
全身全体にたっぷり掛けて仕上げた焼物さんでございましたッ!
ところがその後ッ
まぁ~まぁ~色んな事があったんでございましょうけどッ
その贅沢極まりなきたっぷりさんが大変になってしまってッ
全身全体をドガッと掛けるのをヤンピしちゃってッ
下地に安価な灰色の釉薬を掛けた後にッ
半分強くらいの鉛釉を掛けるよぉ~になったのがッ
今宵の無地刷毛さんの誕生秘話とされとりますれしッ!
してしてその後ッ
もっともっと節約さんの風潮が起こりましてッ
鉛釉にドプッと浸け込むことさえもヤンピしてッ
刷毛でサササッと塗るだけにするよぉ~になって生まれたのがッ
お馴染み刷毛目手と言われる皆様のことなんでございますッ!!
まぁ~つまりッ
まずは粉引さんから始まりッ
その後無地刷毛さんとなってッ
してして刷毛目さんへと変遷してゆくッちゅぅ~わけなんでございますッ!
いやいやッ
実に現実的時代背景がパピッと見える面白き流れでございましょッ!
ってなわけでございましてッ
改めまして今宵の無地刷毛さんに戻りますれしがッ
折角さんのこの愛らしき御姿の上にッ
小服ときたもんでございますからッ
少々時間をかけてでもッ
ちょいとお洒落さんな茶箱一式の一員さんとなってもらおぉ~かとッ
このちゃま熱く存じよります次第にございますッ!!
完成するのは何時のことやらッ
なんともむつかしぃ~限りではございますがッ
ここはパピッと腰を据えての取り組みさんと参りやすッ!!
だばだば皆様ッ
ある日ポコッと御紹介申し上げます茶箱さんの中にッ
今宵の無地刷毛さんがひょっこりいらっしゃったらッ
是非是非今宵のお話さんをば思い出してくださりませでございますッ!
よっしゃぁ~~~ッ!
ほんだば完成に向けてッ
レッツラゴォ~ッじゃぁ~~~~ッ!!!