皆様今晩はッ!!
っでさてして皆様ッ
その昔ッ
北海道はアイヌの皆様の間でッ
とっても大事な行事として行われていたッ
熊祭りッてねお祭りのことッ
ご存じでございましたでございますかッ!!?
っでッ
その熊祭りとはッ
いわゆるアイヌの皆様の中ではッ
熊さんちゅぅ~存在さんはッ
まッこと神聖なる云わば神獣的存在さんであった為ッ
その熊さんからの恵みをいただくときッ
アイヌの集落を挙げてッ
熊さんへの感謝の気持ちを込めた儀式がッ
その熊祭りなんでございますッ!!
っでッ
その熊祭りには大きく二つの種類がございましてッ
ひとつは狩猟による熊さんを祭るものとッ
もひとつは子熊の時に捕まえてッ
ある時期が来た時にその恵みをいただく時に祭るもののッ
二つがございましたとのことでございますッ!!
っでッ
アイヌで行われていた熊祭りはッ
主に後者の子熊から育ててからのお祭りがッ
主流だったとのことでございますッ!!
っであッ
そぉ~そぉ~ちょぴッと説明が遅くなりましてでございますがッ
その熊祭りッ
実をば申さばッ
アイヌ以外にも熊さんとの密接な関りがある国でもッ
行われていたものでございましてッ
例えばッ
北アメリカとかッ
ベトナムとかッ
決してアイヌだけの祭りでは無かったとのことでございますッ!
つまりはッ
たとえお国が変われどもッ
熊さんに対する神獣的思想はッ
変わらぬものなのでございますやねッ!
っでさてして皆様ッ
今宵いきなりこげな熊祭りのお話にッ
なってしまいましたでございますがッ
近世におきますその熊祭りなんちゃらかんちゃらをばッ
図説的に伝えられたものは勿論幾つか確認されてはおりますれしがッ
そのほとんどは版本であったり巻物であったりッ
勿論その数はまッこと少なくッ
当時のアイヌの習慣を知る上でのッ
貴重な資料となるわけでございますがッ
何とま何とッ!
今宵ご紹介いたしますお方様はッ
そげなるアイヌの熊祭りをばッ
一本の掛け軸さんに表されたものなんでございますッ!!
しかもかもしかッ
その描かれた年記&ッ描きなすッた御仁の落款までッ
パピッと揃ったこいつぁ~ちょぴッとオモロ珍らなッ
一幅さんなんでございますぞよッ!!
いやいやしかしまッ
無茶苦茶長い前置きさんになッちしまったではございますがッ
なにはともやれッ
今宵のそげなる一幅さんにッ
まずはもッてのお出ましいただきやもしほいッ!!
ってってかぁ~~~ッ!!!
こりゃこりゃ確かにアイヌの皆様がぎょぉ~さん集いしッ!
してしてあちゃらこちゃらで熊さんを祭る儀式の数々ッ!!
実に細かく詳しく描き表されておりますでございますッ!!
成程成程ッ
こりゃこりゃ確かにある意味ッ
パピパピさんの資料になりうる一幅さんでございますッ!!
してして注目さんはッ
この落款部ッ!!
癸丑は嘉永六年ッ
正にそれこそ幕末の頃のアイヌの皆様の様子ッ!
してして描きなすッた御仁はッ
その名芝雪さんッ!!
ただねぇ~~ッ・・・
この芝雪さんちゅぅ~お方様ッ
今んとこお名前以外の詳細さんは不明でございましてッ
一説にとある日本画家の若いころの名ともいわれてるだけでッ
全くもっての現在不明なんでございますッ・・・
とみかくじっくり調べてみるではございますがッ
とみもかくみも幕末期におけますアイヌの集落で行われたッ
熊祭りのこと細かな資料のひとつといたしましてッ
今宵の一幅さんッ
実にオモロなお方様でございますッ!!
今後のちゃまの努力次第でッ
新たな展開がみられるのか否かッ!??
どえりゃぁ~一幅さんをば手に入れてしまったッ
ちゃまの運命や蛸にッ!!??
じゃなくて如何にッ!
とにもかくにもッ
今後の展開乞うご期待でッ
ごだり松ッ!!!!