皆様今晩はッ!
でさてして皆様ッ
本日八月二十日こそが今年の七夕さんだッちゅぅ~ことッ
ご存知でございましたでございますかッ・・・
そぉ~なんれしッ
平成二十七年八月二十日こそがッ
旧暦上の七月七日ッ つまり本当の七夕さんなんでございますッ!!
なもんでございますからッ
去る七月七日は確かお天気悪くってッ
織姫さんと彦星さんッ今年は残念れしたねぇ~~ッ・・・・
っと肩を落とされた皆様ッ
ご安心くださりませですよッ!!
今年の本当の七夕さんはこれからでございますッ!!
ってなわけでございましてッ
今宵はその七夕さんをばお祝いいたしましてッ
こちらの一幅さんに御出ましいただきやしたんでございますッ!!
なははははッ 七夕さんだぁ~~~~ッ・・・・・
風になびく笹の葉さんと短冊ッ
もうじき日が暮れる頃の七夕さんの様子でございましょぉ~かッ
実に哀愁たっぷりさんでございますなぁ~~ッ・・・
でしてこの一幅さんをば描かれたお方様とはッ
ちゃま一押しさんの近世お江戸の日本画家ッ
春木南溟さんにござりますぅ~~~ッ!!
でまぁ~この南溟さんにつきましてはッ
ちゃまのお気に入りでございます故にッ
何度か御紹介させていただいておりますのでッ
その詳細につきましては御無礼申し上げますでございますがッ
いやいやいつ見てもこの南溟さんの描く絵ッちゅぅ~のはッ
メルヘンでんなぁ~~~ッ・・・・
そよ風になびく笹と短冊ッ
何気に晩夏を思わせるかの如し空のもやッ・・・
(因みに本来の七夕さんは夏の終り頃なんでございますですよッ)
夕暮れの物干し台の侘しさからはッ
この屋根の下ではおっかさんが夕げの支度をしてるのでございましょぉ~かッ・・・
その夜の七夕さんはッ
子供たちが短冊に書いたお願い事はかなったのでございましょぉ~かッ・・・・
ああぁ~~ッ・・・
実に哀愁だんなぁ~~~ッ・・・
江戸時代の七夕さんはッ
誠に素朴なッ してまた幸せなひとときだったのでございましょぉ~~ッ・・・
この一枚の絵を眺めてるだけでッ
思わずそぉ~感じさせられてしまうのはッ
心優しき南溟さんが描くからこそなのかもしれましぇんッ・・・
平成二十七年ッ七夕さんッ
今年も無事にッ
織姫さんと彦星さんはッ
年に一度の素敵なランデブゥ~をばッ
お迎えいただけたのでございましょぉ~なぁ~~~ッ・・・
何だか今宵はッ
ふと下を見たらッ
百円玉が落っこちてんのを見つけてしまったよぉ~なッ
そんな気分の晩夏の宵でござりましたッ・・・
それってつまりッ
タナボタッてぇ~ことれしかッ ちゃまぁ~~ッ・・・