皆様今晩はッ!!
っでさてしてぼちぼちッ
令和7年東京アンテぇ~クフぇヤッ
出動メンバぁ~ご紹介さんもッ
アチょ~カチょ~佳境ぉ~さんをば迎えつつございますれしがッ!!
今宵御紹介致しますお方様はッ
うははやッぱしこぉ~きたかッてなッ
まッこと海老屋らしかな一幅さんッちゅぅ~よりッ
双幅さんなんでぇ~ごだりますッ!!
っでまぁ~このどこのどげざがやッぱし海老屋らしかッちゅぅ~とッ
まずはとみかくドカンと一発ご覧あられぇ~~いッ!!!
ってってまぁ~こりゃッ!!
なんじゃこりゃぁ~~~ッ!???????
っとまぁ~この確かに何と申しましょぉ~かのッ
いわゆるひとつの見た目そものもッ!!
全身血管の図みたいなッ
実にグロテクス級の双幅さんでございますッ!!
っでまずこの一応正式名称さんはッ
『榮衛中径図』ッ
(えいえちゅうけいず)
と申しましてッ
江戸時代中期の頃ッ
当時の鍼灸の名医でありッ
また時の将軍家斉の侍医でもあられたッ
石阪宗哲さんちゅぅ~お方様がッ
西洋の医学書の見解を基にッ
パピッとポチッと表されたものでございましてッ
その当時に宗哲さんが出版されたッ
『鍼灸知要一言』ッ
ちゅぅ~書物の付録的存在だッたもののよぉ~でございますッ!!
っでッ
写真では分かり難いかもかもさんでございますがッ
実はこちらの双幅さんッ
いわゆるひとつの版画になるんでございますッ!!
故にッ
ほぼ同手の物が現在にもいくつか存在するのでございますッ!!
因みに公的機関に残りますものはッ
まずひとつが名古屋大学博物館ッ
っでもひとつが千葉大学附属図書館ッ
してまた海外にてはオランダライデン大学ッ
してしてパリ国立図書館ッ
っとのことでございますッ!!
っでッ
その内のひとつッ
名古屋大学博物館に所蔵されております双幅さんがッ
その名古屋大学の先生のお話によりますればッ
初版的なものと伝えられておりまするッ!!
っでッ
因みに今宵のこのちゃまんとこの双幅さんはッ
その先生の御見解からッ
後の改版にあたるもののよぉ~でございますッ!!
っでッ
その根拠と致しましてッ
ひとつが最初の版と思われるものの衛の図の漢文七行目の末尾ッ
その欄外にッ朱点と「為榮」が書き加えられてるとのことッ
しかしながらッ
後のものと思われるものにはッ
その部分が字の間隔を狭めて「為榮」を挿入した校正の跡が残ッているとのことッ!
してしてもひとつの根拠はッ
同じく衛図の左端の刊記ッ
「侍医法眼石阪宗哲撰」の下に朱印が二つ押されているのに対してッ
後のものと思われるものにはッ
その朱印が押されていないとのことでございますッ!!
っでッ
正にちゃまんとこの双幅さんはッ
その両方が当てはまるもんでございます故にッ
後の版と思われるわけでございますッ!!
ってなわけでございましてッ
まずこの榮衛中径図とはッ
右がッ榮(動脈系)と中径(門脈系)ッ
左がッ衛(静脈系)を示すものでございましてッ
中国医学の基本原理である経絡説をッ
宗哲さんが西洋医学で明らかにされた血管分布に基づきッ
新しく解釈された血管分布図でございますッ!!
っとまぁ~まぁ~とみかくッ
そげな江戸期の鍼灸師さんがッ
無茶苦茶頑張ッて表された榮衛中径図さんがッ
今無事に世に残ッているということがッ
言わば誠に有難きかな事実でございますッ!!
確かにパッと見さんは実にグロテクスなる双幅さんではございますがッ
機械も電気も医学も充分発展していなかッた江戸時代にッ
少しでも人々の病気を治したいと願うッ
熱き医師さん達の弛まぬ情熱さんがッ
ひしひしと伝わッてくるかの如し今宵の双幅さんでございましたッ!!!
ってなわけでございましてッ
いよいよ次回はご紹介さん超ぉ~ラストッ!!!
飛びッきりきりドカンと一発さんをばご紹介にてッ
締め括らしていただきマンモスッ!!!
なもんでどぉ~ぞ皆様ッ
乞ぉ~~ご期待でッ
待ッてて下さりませませさんでぇ~~ごだり松ッ!!!
っでごだりましたッ!!!!
追伸ッ!!
今宵の榮衛中径図ッ
文字部を書かれたのはッ
外孫吉田秀哲と記されておりましてッ
その秀哲さんとはッ
宗哲さんの孫娘の婿さんでございますッ!!