皆様今晩はッ!!
でして今宵はッ
江戸期渡りと思われます西洋陶器さんのお話でございますッ!!
江戸時代ッ 長崎出島を通じての阿蘭陀貿易とちゃまの故郷日本橋はッ
ちょいとした所縁がございますもんでございますからッ
今日までッ そんな様々さんな渡りの西洋陶器さんとのご縁をばッ
いただいて参りましたちゃまではございましたがッ
今宵御紹介いたしますその渡りの西洋陶器さんはッ
恐らくたぶんッ間違いなくッ
ちゃまにとっては最大級といえるよぉ~なッ
ドデカ陶器さんなんでございますッ!!
ではではッ
大変前置きさんが長くなりましたでございますれしがッ
今宵のそのドデカさんッ
御登場願いやしょほほぉ~~~いッ!!!
だははッ!! ドデカァ~~~~~ッ!!!
体調約ッ 0,0008kmッ!!? 体重約ッ 0,004tッ!!?
正にいわゆるキングサァ~モンさんクラスッちゅぅ~もんでございますなぁ~~~ッ!!
しかしまぁ~よくこんだけドデカいお皿さんがッ
遠路遥々ご無事で日本まで辿り着いたもんでございますれしなぁ~~ッ!!
でさてして肝心のッ
江戸期渡りとしての根拠さんでございますがッ
まずはとりやえずッ こちらの木箱さんをばご覧下さりませッ!!
でッなになにッ ・・・・
「白高麗額鉢」 となッ ・・・・・
んん~~ッまぁ~恐らくさんではございますがッ
最初に手に入れられたお方様がッ
今宵のドデカさんをッ 朝鮮からの舶載品と思われたのでございましょうッ・・
でッ
実のところッ こうした間違いさんは結構少なくなくてッ
ときたま阿蘭陀ないしッ西洋産の陶器が収まってる箱書にッ
高麗だの唐物だのッちゅぅ~解釈さんがされてる場合があるんでございますッ!
まぁ~正直申しますればッ
当時の阿蘭陀貿易を愛するちゃまといたしましてはッ
あんまし嬉しくないことではございますけどねッ ・・・・
だってねッ ある意味箱書と中身の解釈が違ってくるとねッ
「本当はッ最初から高麗ものが入ってたんじゃないのぉ~~~ッ??」
なんてな疑いさんをもたれてしまってもしゃぁ~ないでございましょッ ・・・
まぁ~もっともッ
実際にそぉ~ゆぅ~いけないことをされてる事実もッ
残念ながら多々ございますんでございますけどッ ・・・・
但しッ!
今宵のドデカさんに至りましてはッ
箱の大きさとッ ドデカさんとのつりあいやッ
箱書さんの白額皿と記してあることなどからしてッ
充分辻褄は合うものとみてよいかと思われますれしッ!!!
だけどッ ひとつだけ我ままさんをば申し上げますればッ
当時の年記が記されてないことが誠に残念ッ ・・・
しかしながらッ
箱の木味ッ してその雰囲気からして幕末はゆうにみて良いとは思うもののッ
決定的根拠さんといたしましてはッ
少々物足りないところではございますかと存じますッ ・・・・
あぁッとッ!!
すっかり箱さんのお話に熱がこもっちゃってッ
肝心要の今宵のドデカさんが置き去りさんになってしまいましたぁ~~~ッ!!!
ごめんねぇ~~ッドデカさぁ~~んんッ!!!
でッ!
改めましてッ 今宵のドデカさんでございますがッ
時代は恐らく十八世紀の後半頃ッ
してしてその故郷さんはッ フランスあたりではなかろぉ~かとッ ・・・?
そりゃもぉ~阿蘭陀生まれさんだとすりゃ最高さんでございますけどッ
ほれここここッ ・・・・
微かに釉から透けて見える土味さんがッ
結構赤みがかってるでございましょッ!!
これが阿蘭陀生まれじゃないって思われるひとつの根拠なんでございますッ!
まぁ~だとしてもッ
こんだけドデカさんでッしかも真っ白さんでッ
渡りの根拠がとれそぉ~なもんなんざぁ~ッ
そぉ~は滅多にお目にはかかれんもんでございますッ!!
ついこのあいだのお正月ッ
折角さんでございましたからッ
ちょいと気のきいた落しさんをば添えてッ
パピッとビシッと立派な松をば生けさせていただいたんでございますがッ
実に何ともッ 最高さんの出来栄えさんでございましたッ!!!
今年ゃしょっぱなからッ
ドガッとパピッと絶好調でございますなぁ~~~ッ!!
ドデカ万歳ぁ~~~~いッ!!!!