皆様今晩はッ!
でッ 早速ではございますがッ
細字(さいじ)ッつぅ~職人技を御存知でございましたれしょぉ~かッ!??
そぉ~でございますッ
平和島骨董祭とかッナゴヤドォームコンサァ~トとかッ
ギンギンガンガンやったるでぇ~~ッ!!!
ってそれは催事でございますッ・・・・
そぉ~じゃなくてッ
細字でございますッ!
そぉ~そぉ~コォ~ンフレェ~クさんやカレェ~ライスさんを食べるときのッ
それは匙でございますッ!
そぉ~じゃなくてッ
細字ッ さぁ~いぃ~じッ!!
そろそろ怒られそぉ~なので軌道修正いたしますれしがッ
改めまして細字とはッ
竹とか象牙とか木片等にッ
まっこと細かくお経なんかを刻み込むッ
超スゥ~パァ~級難度の職人技でございますッ!!
でッ 因みにその刻まれましたる文字を見るにはッ
それこそ虫眼鏡無しではまず読めましぇ~~んッ
てなくらいの超極小文字なんでございますぞッ!!
でッ その神業的細字を極めた昭和の名工さんのひとりにッ
岡橋三山さんちゅぅ~お方様がいらっしゃったんでございますれしがッ
実は今宵ッ
その三山さんが手掛けられた細字ではなくてッ
なんとまかんとまッ
木彫の行基(ぎょうき)和尚さん像の御登場さんをばいただきますんでございますんですッ!!!
なッ なんだってぇ~~ッ!!?
木彫の凶器だってぇ~~ッ!!???
あッぶねぇ~じゃねぇ~のッ
なしてそんなん作っちまったんでぇ~~いッ!!
ってちゃいまんがなッ!
凶器じゃなくてッ 行基さんでございますッ
ぎょぉ~きッ!!
・・・・ 本当にすんませんッ・・・
でッ 今宵のその三山さんでございますがッ
情けないかなッその詳細は定かではございませんがッ
昭和の戦前戦後に活躍されたッ
正に見事な細字を生み出す名工さんでございましてッ
煎茶具や文房具ッ 堤物等にッ
その三山さんの刻まれた名作がッ
現在でもパピッと残されておりますんでございますッ!!
だけんどもッ
今宵御紹介いたしますのはッその細字ではなくてッ
木彫ッ!!
っとなるとこれはいったいどげなもんになってくるのでございましょぉ~かッ!!???
ではでは大変じらしじらしの御無礼前置ではございましたがッ
いよいよここいらへんでッ
細字名工職人ッ 岡橋三山さん作ッ
木彫行基和尚さんにッ 御登場願いやしょほほぉ~~いッ!!!
コラちゃまッ!
今宵は何たる不作法かぁッ!!
行儀が悪かね行儀がぁ~~ッ!!
でッ ワシが行基じゃぁ~~~ッ!!!
ってなことを行基和尚さんがゆぅ~わきゃござんせんがッ
どぉ~でございましょぉ~か皆様ッ!!
こちらこそがッ 細字名工岡橋三山さん作ッ
木彫行基和尚さんでぇ~ごッざいまわぁ~すッ!!
でッとにかく隅から隅まで見てよ見て見てぇ~~ッ!!
顔の骨格ッ
衣の様子ッ
お座りになってるその仕草ッ
どっからどぉ~見てもッ
生身の御姿に見えちゃわなぁ~~いッ!???
しかもかもしかその大きさたるやほれッ!!
こぉ~んなにちっちゃいのだぁ~~~ッ!!!
さすがは細字職人の三山さんッ!
木彫を手掛けられてもこの神業ッ
むむむむ恐るべしかな三山さんッ!
あんだけの超極小文字を刻み込む技術はッ
決してだてではございましぇぇ~んッ
ちゅぅ~何よりの証しでございますやねッ!!!!
やッしかしなんでございますッ
折角三山さんのこの見事な行基和尚さんをば御紹介いたしましたのにッ
御登場いきなり行基和尚さんに叱られちったとはッ・・・
三山さんでッ 散々な目に合ッちったなぁ~~ッ・・・・
なはんちってッ ガハハハハッ!
コラちゃまッ!
行儀が悪かぁ~~ッ!!!
でッ ワシが行基じゃぁ~~~ッ!!!!