皆様今晩はッ!!
ってなもんでございましてッ
またまたすッかりご無沙汰さんの骨董屋の独り言でございますがッ
今宵やっとこ久々さんのポチッと一発復活さんでぇ~ごだりますッ!
っでッ
そげなる今宵のポチッと復活お話さんとは!?
兎にも角にもこッつらぴんッ!!
っておほほほほほほぉ~~ッ!!!
っこここここいつぁ~~いったい全体なんじゃらぽいッ!??
っとっとまぁ~この今宵のこちらッ
いわゆるひとつの近世水墨虎ちゃまさんのッ
双幅さんでぇ~~ごだりますッ!!
っでッ
なにはともやれッ
まずこの虎ちゃまをば描いたふたつの掛け軸さんのッ
実にオモロなこの構図さんにしばしポチッとご注目ッ!!
っでまぁ~この何と申しましたら良いものなのか九月七日ッ
左右対称ぉ~ッ
あえて言えば例えますればッ
鯵の開きならぬッ
虎ちゃま開きッ!!!!?
兎にも角にも実にオモロな虎ちゃま構図ッ!!
いやいやしかしまこげな発想ぉ~なかなか当時にッ
出来るもんじゃぁ~ござんせんでござんでしょッ!!
しかもかもしか落款印譜のその位置までももッ
左右対称パッピパピッ!!
いやいやとみかくッ
双幅とゆぅ~ひとつのスタイルさんをッ
こげな形でオモロに遊び仕上げた掛け軸さんなんてぇ~のはッ
今の今まで見たことにゃぁ~でごだり松ッ!!
正にこいつぁ~あッぱれさんのッ
ひと言に尽きる虎ちゃまさんでぇ~ござりますッ!!!
っでッ
今宵のこの実にあッぱれ虎ちゃまさんをばッ
描きなすッたお方様とはッ!?
江戸中期の頃のッ
長崎唐絵目利ッ渡辺家のひとりッ
その名ッ渡辺秀詮さんでぇ~~ごだりますッ!!
っでッ
今宵のその秀詮さんッ
いわゆるその渡辺家の実質六代目ッてな所のお方でございましてッ
お生まれさんは元文元年(1736)ッ
若き頃に渡辺家へとッ
養子に入られたわけだったんでぇ~ございますッ!
っでその後ッ
秀詮さん二十一歳の時にッ
養父でございました渡辺秀彩さんの跡をば継ぎッ
宝暦十一年にッ
ドカンと一発長崎唐絵目利&御用絵師となられッ
文政七年にお亡くなりになられるまでッ
その大役をば全う成されたのでございますッ!!
っでその秀詮さんはッ
花卉ッ人物ッ山水などなどッ
様々さんなる絵をば熟された御仁でございましたがッ
特に今宵のよぉ~なこの虎ちゃまの絵はッ
飛びぬけて得意とされてたもんでッ
当時世間ではッ
秀詮の虎ッ!
っと称された程だったとのことでございますッ!!
因みにッ
その息子さんがッ
近世長崎画壇を代表するッ
あのかの渡辺鶴洲さんなんでござりますッ!!
ってなもんでございましてッ
改めまして今宵の虎ちゃま開きの双幅さんをばッ
ご覧いただきますれしがッ
さすがに当時はまだッ
本物の虎ちゃまを見ることはなかった故のッ
猫ちゃま的虎ちゃまではございますけどッ
さすがは当時の虎ちゃま絵の秀詮さんと言われた程のッ
秀詮さんが描きなすった虎ちゃま故にッ
毛並みの細かさッ
躍動感溢るるこの迫力ッ
正にそれこそタマリマヘンドリックスオブリゃぁ~エンでございますッ!
しかもかもしかッ
このまるで鯵の開きの如し二匹の虎ちゃまの構図の妙がッ
更に更にの秀詮さんの虎ちゃまの魅力をばッ
引き出されてるんでございましょぉ~やねッ!!
いやいやしかしまッ
まッことこげなるオモロな虎ちゃまの構図ッ
これはなかなかあるもんじゃぁ~ござんせんでぇ~ござんすやねッ!
令和五年九月初ッ端ッ!
オモロ過ぎるぜこげなご縁にッ
今宵もこれまた感謝感謝のちゃまでございますでございましたッ!!