皆様今晩はッ!!
でッ 早速さんではございますがッ
皆様ッ頼山陽さんちゅぅ~江戸時代後期のッ
著名な文人さんちゅぅ~かッ学者さんちゅぅ~かッてなお方様ッ
ご存知でございますでしょッ!
ででッ その山陽さんッ
かのバリバリ儒学者で有名なッ
頼春水さんの息子として大坂にてお生まれになりッ
「日本外史」とゆぅ~ッ
云わば幕末の勤王の志士さん達がッ
明治維新とゆぅ~どでかい偉業を成し遂げるのに大きな大きな影響を与えたッちゅぅ~ッ
超有名な書物を著されたッ
爆烈気合の入った思想家でもあられたお方様でございましたッ
ででで今宵はッ
その山陽さんが描かれたッ
ちょいと洒落のきいた一幅さんをばご覧いただきとぉ~存じよりますちゃまでございますッ!!
ででしてその一幅さんたぁ~こちらぁ~~~ッ!!
ってまぁ~こりゃ実に滑稽さんちゅぅ~かなんちゅぅ~かッ
正直パッと見ッ 子供の落書きみたいな一幅さんにッ
見えちゃいそぉ~でございますれしがッ
なんのなんのッ
そもそも今宵のこの山陽さんッ
文人さんでありぃ~のッ学者さんでありぃ~のッ思想家さんでありぃ~のではありながらもッ
実は日本画の腕前さんもッ
そりゃもぉ~パピパピさんなお方様なんでございますぞッ!!
でッ 特に山水画などはッ
それこそ堂々としたものごっついもんなんでございますッ!!
なもんでございますからッ
今宵のこの子供の落書きみたいに見えちゃう一幅さんだってッ
改めてゆっくり見ていただきますればッ
筆力ッ運筆ッなんのてらいもないのびのびさをばッ
感じられるでございましょッ!!
でッ 肝心さんのこの絵の画題でございますがッ
「亀鶴松竹梅戯画」とッ
様々な方面から言われておりましてッ
まぁ~いわゆるお目出度尽くしッてな意味合いのもんなのでございましょぉ~かッ
なもんでつまりッ!
こちらが亀さんでッ
こちらがつるさんッ
ほんでもって松茸さんが松でッ
笹の葉さんが竹ッ!
ででして恐らくッ
こちらの美人さんが梅なのでございましょうかッ!!??
まぁ~このとにもかくにも正直なところッ
山陽さんが描く絵と言えばねッ
先程も申し上げましたよぉ~にッ
パピッとお堅き山水画などがよく知られる中でッ
こよいのこの一幅さんのよぉ~なッ
少々くだけた滑稽さんなお目出度尽くしを描かれたところなんざッ
こよなくお酒を愛されてらっしゃったッ
山陽さんのちょいとお茶目なお人柄の証しなのでございましょぉ~かねッ!
天保三年ッ 五十二歳とゆうまだまだ早すぎるお歳でこの世を去られた山陽さんッ・・・
その最後を迎えるちょいと前までッ
決して筆を離さなかったとゆぅ~程の熱血人ッ
そんな山陽さんにとってッ
ほんのつかの間の遊び心から生まれた一幅さんだったのでございましょぉ~かッ・・・
それにいたしましてもッ
実に自由奔放なる今宵の一幅ッ
とにもかくにもッ山陽さんサイコォ~~~~~~ッ!!!
あッあのぉ~~~ッ
あんまし大きな声では言えまへんけどッ
わてらほんまは山陽はんのらくがきだったんやでぇ~~ッちゃまぁ~~ッ・・・
えええぇ~~~ッ!
うッうそぉ~~~~~ッ!!??
なわきゃありまへんッ!