皆様今晩はッ!!
っでなんじゃかんじゃと三話連続さんのッ
今宵は最終回でございますッ!!
なもんで今宵はその最終回に正にドンピシャリッてな御方様をばッ
御紹介致しますでございますぞッ!!
ではでは早速それがこちらぁ~~~ッ!!!
ガハだは土冷やぁ~~~~ッ!!
こりゃまた微妙にごっつか壺さんでございますなぁ~~~ッ!!
だけんどこの壺さんのどこが江戸ガラスさんとの関わり合いがありまんねんッ!???
はいはい確かにいきなりドカンとただの壺さんなど見せられた日にゃぁ~ねぇ~ッ
そぉ~思われても致し方ござんせんではございますがッ・・・
さてしてここで皆様ッ
まずそのびいどろあるいはギヤマンさん達がッ
あの華麗なる煌びやかな御姿になる前の御姿ッ
よぉ~く御存知でございましょッ!!
そうッ!
あのドロドロ灼熱さんのガラス種さんでございますッ!!
っでッ
そのドロドロ灼熱さんのガラス種さんはッ
その時いったい何の中にいらっしゃるのでございましょぉ~かッ!????
そぉ~そぉ~そぉ~なんれしッ!
今宵御登場さんのこのごっつか壺さんッ
実を申さばそのドロドロ灼熱さんのガラス種さんをば入れとく為のッ
信楽焼の坩堝(るつぼ)さんなんでぇ~ごだりますッ!!
んでしてそれが証拠にこの底に溜まったガラスの塊さんッ
正にこれこそが坩堝さんの証しッ!!
つまりは言ってみりゃぁ~~ッ
びいどろさん達のいわゆるひとつのルゥ~ツでございますッ!!
ねへへへへどぉ~よ皆様ッ!
これぞ正しく江戸ガラス関わりさんのお話ラストにゃッ
まっことふさわしきかな御方様でございましょッ!!
しかしまなんでございますがッ
今宵のこの坩堝さんッ
いわゆるひとつの当時の消耗品さん故にッ
っでもってしかもこれまた明治以降は海外からのカラスの溶解炉普及によってッ
あっとゆぅ~間にその御姿をば消してしまうのでございますッ・・・
なもんでございましてッ
今ここにこぉ~してその御姿をば残されとることはッ
実に有難きことでございましてッ
現にこの江戸ガラス哀愁愛好学会所属のこのちゃまでさえもッ
今宵のこの坩堝さんをばいれましてッ
お三方目なんでございますッ!!
とはゆぅ~てもこの坩堝さん自体はッ
それこそ全く何気も無き信楽の若い壺さんなんではございますがッ
この幾度もの灼熱のガラス種さんとの熱き戦いのこの証しにゃぁ~~ッ
心奪われる感動さんが目一杯感じられてなりませんでございますッ!!
今宵はともかくッ
長き年月の熱きその坩堝さんの偉業に敬意を表しましてッ
気合一発ッちゃまのひと挿しさんをば御無礼申し上げますッ!!!
今日はちょうど今は亡きお世話になった骨董屋の姐さんの命日ッ
毎年飾る姐さんの形見のおひなさまと一緒にッ
信楽さんとびいどろさんのッ
熱きコボラレェ~ションッ
実にまっことメルヘンでんなぁ~~~ッ・・・・・
っでッ!?
してまた今宵も坩堝さんからひと言だそぉ~でッ・・・
皆様今晩はッ!!
わたくし坩堝でございますがッ
こちらの者がッ
坩堝を手にして三度目のドツボにはまったちゃまでございますッ!!
やッやかましやいッ・・・