皆様今晩はッ!!
っでさてして今宵はいきなりさんではございますがッ
あのかの大名茶人で有名さんなッ
松平不昧公さんのうどんッ??
じゃなくてッ
そばでパピッと大工方のお仕事さんを任されとりましたッ
まッことパピパピさんの職人さんが手掛けられましたるお方様をばッ
御紹介申し上げますさんでございますッ!!
っでばして早速ッ
まずはともやれこッつられぇ~~~いッ!!!
ってかッ!?
ってこれはいわゆるひとつのッ
お棗さんちゅぅ~かなんちゅぅ~のか本中華ッ!?
んんッ!??
良く見りゃこいつぁ~竹ちゃんだはぁ~~~ッ!!!
はいッ!
そぉ~なんでございますッ!!
ちゃまの静岡の親友さんはッ
タケちゃんでございますがッ
今宵のこちらはッ
竹ちゃんッ!!!
しかもかもしかッ
ただ竹ちゃんをば用いたわけではございませんでッ
恐らく多分ッ
竹ちゃんの節から節のところのみをば用いましてッ
してして更にッ
その節から節の部分をばッ
どぎゃんしてだかくり貫いてだか削ってだかして作り上げたッ
まッこともんのすんごい神業をばブラシじゃなくてッ
駆使した竹ちゃん棗さんなんでぇ~ごだりますッ!!
っでまぁ~このまずはとみかくッ
その部分部分をばじっくりゆっくりッ
見ていただきますさんでぇ~ごだりますがッ
まずこの天辺さんと裏底さんば見ていただきますればッ
確かに竹ちゃんの節から節をば用いられたことがッ
ご理解いただけさんかと存じよりますッ!
してしてその次ッ
驚きッ諸人ッサンタ苦労するでございますがッ
この身と蓋の合わせの部分ッ
ひとつの節から節の部分だけでッ
どぎゃんしてこしらえたのかッ!??
いやいや実に超ぉ~神業ッ!!
してして更にはッ
そのボデェ~に規則正しくパピッと挽かれたこの輪線ッ!
これがこれまた細くて細かでパピパピさんでッ
ただの挽き業ちゃいまんねへぇ~~んんッ!!
ねぇ~もぉ~皆様ッ
ただの竹ちゃんちゃいまっしゃろがッはッふぉぉ~~ッ!!!
っでさてして今宵のこげなる竹ちゃんッ
手掛けましたるその不昧公さんのうどんじゃなくてッ
そばでパピッと大工方としてッ
活躍されとッったっちゅぅ~御仁とはッ・・・?
へいへいお待たせしまったその名それこそッ
小林如泥さんッ
そのお方様にぃ~ごッざりまうすッ!!
っでそのあの今宵の如泥さんッ
お生まれさんは宝暦三年ッ(1753)
松江の大工町のッ
歴代松江藩の松平家に大工方として使えるお家に生まれッ
三十代くらいからッ
バリバリ松江藩の大工方として仕えておりましてッ
その腕前さんをばそれこそ不昧公さんに認められッ
大工以外の木工指物師としてのッ
あれやこれやをドカンと一発仕込まれてッ
遂には不昧公さんの木工指物分野のッ
正にそれこそ懐刀みたいな存在となるのでござりまったッ!!
因みにッ
如泥さんちゅぅ~お名前さんのその由来でございますがッ
初名は安左衛門ッ
して後剃髪なされたときにッ
如泥さんを名乗るのでございましたがッ
とにかく如泥さんはお酒がお好きでッ
飲むたびにまるで泥の如しになってしまうところからッ
如泥さんッ!!!
と名付けられたとかなんだとかッ・・・・・
いやいやそれにいたしましてもッ
こげな掌にポチッと乗ってしまうよぉ~なッ
そげなかいらしか棗さんがッ
こげなる数々の神業のもとに生まれた棗さんだったとはッ
棗さんは見かけによらぬもんでござりますなぁ~~ッ!!
とにもかくにもッ
まずはもってのッ
まんずまんずの感動の師走の夜でございましたッ!
しかしまなんともッ
お酒に酔ぉ~たら泥の如しで如泥さんかぁ~~ッ・・・
ほしたらお酒に酔ぉ~たらちゃまになっちったらッ
如ちゃまッ!?
になっちゃうんだぁ~~~~ッ!!!!
うわッ
ださぁ~~~~~~ッ・・・・・