皆様今晩はッ!!
でさてして季節もお雛様が近ぉ~なってまいりやすとッ
何気に素敵な皆様が集まってらっしゃるもんでございますがッ
今宵はとにかくこッつりらぁ~~ッ!!
ッてってまぁ~こりゃ実にかいらしかコロコロさんな六歌仙の皆様でございまっかぁ~ダブルデッカァ~京阪特急ッ!!
いやいやしかしままっことかいらしかでございますなぁ~~ッ!!
っで因みにこちらが小野小町さんッ!
してしてこちらが在原業平さんッ!
でしてでこちらが大伴黒主さんッ!
でぇ~こちらが文屋康秀さんッ!
ででしてこちらが僧正遍昭さんッ!
んでんでもってのこちら喜撰法師さんッ!
占めて六名六歌仙さんでぇ~ございますッ!!
でしてで更に今宵の六歌仙さんッ
ただかいらしくてコロコロさんだけじゃぁ~勿論ござんせんッ!!
よく見りゃそれぞれ丁寧さんな仕上げも見事なうえにッ
それぞれの仕上げが木目込みさんだったりそぉ~でなかったりッ
いわゆるつまりは六人それぞれ違うお方様による手の六歌仙さんちゅぅ~わけでございますッ!!
でしてでその六人のお方様ッちゅぅ~のが更に実を申ぉ~さば二十世紀の初頭ッ
つまり明治の終りころから大正昭和にかけてその名を馳せられた名工さん達だったんでぇ~ごだりますッ!!
どへへねぇ~~皆様ッ!
今宵のこの六歌仙さんッ
何気に只者さんじゃなくなってきちったでございましょッ!!
でしてなもんでそしたら皆様ッ
まずはとにかく今宵のこの六歌仙さんを手掛けられましたそれぞれの名工さんをッ
ドカンと一発御紹介申し上げますでございますぞッ!!
でさてしまずはのトップバッタァ~さんはッ
やっぱしレデェ~ファァ~シトでございますから小野小町さんッ!!
でッ この小町さんをば手掛けられましたお方様はッ
その名を「久保佐四郎」さんと申しますッ!!
でしてその佐四郎さんとはッ
東京御出身の人形作家さんでございましてッ
その当時に一度は途絶えた木彫盛上げ彩色人形をッ
再び世に出された異色的人形作家さんでございますッ!!
してしてお次は大伴黒主さんでございますがッ
こちらを手掛けられましたのはッ
その名を「名川春山」さんと申しますッ!!
っでその春山さんとはッ
京都の木目込み人形の技術を江戸に伝えた初代春山さんのッ
恐らくたぶんは四代目ッ!
当時の木目込み人形師を代表する名工さんでございますッ!!
してしてお次は文屋康秀さんでございますがッ
こちらを手掛けたお方様はッ
その名もパピッと「平田郷陽」さんッ!!
こちらはもぉ~その皆様良くご存じのッ
超有名人形作家ッ!
人間国宝平田郷陽さんでぇ~ございますッ!!
でしてでもってのお次さんは喜撰法師さんッ!
っでこちらを手掛けたお方様はッ
岡本玉水さんと申しましてッ
先程の春山さんと同じくのッ
江戸木目込みの代表的系譜の当時の御当主さんでございますッ!!
してしてまたそのお次は僧正遍昭さんでございますがッ
こちらを手掛けたお方様はッ
吉田永光さんと申しましてッ
いわゆる当時の東京挿絵羽子板の名工さんでございますッ!!
してしてラストに控えしはッ
パピッと一発在原業平さんでぇ~ございますッ!!
っでッ
この業平さんをば手掛けられたお方様なんでございますがッ
恐らくたぶんッ
恐らくたぶんでございますけどッ
記されましたる花押からして奈良の名工「加納鉄哉」さんではないかと存じよるのでございますがッ
如何せんッ
こちらの箱書の名が鉄哉さんではなさそぉ~なにんともかんともッ・・・
まぁ~この辺のことにつきましてはッ
ゆっくりじっくりこの道の詳しきお方様のご意見などお伺いいたしましてッ
勉強いたしたく存じよりますちゃまでございますッ!!
ってなわけでございましてッ
いやいや長々さんな御紹介となりましたでございますがッ
皆様皆様どぉ~でございましたか今宵のこの思いもつかぬラインナッポッ!
勿論何かしらではお互いの交流さんもあったかもしんないでございますがッ
当時のそれぞれ活躍なさってらっしゃった名工さんの皆様がッ
こぉ~して一堂にお揃いになってのこげなる六歌仙さんたぁ~ッ
正直なところお目にかかったことはござんせんでござんすれしたッ!!
因みにもうじき訪れますお雛祭りのときなんざにはッ
こんな並べ方もよろしゅぅ~ございますでございましょッ!!
小野小町さんと在原業平さんッ
何気の歌仙雛と洒落込みましたでござんすよッ!!
犬も歩けばポコ氏君ッ❣
ちゃまもうろつきゃ六歌仙ッ!!
いやいやしかしまッ
こんな出会いもあるもんでございますなぁ~~ッ!!
まっこと今年はすんごい御縁が目白押しでございますッ!!