皆様今晩はッ!!
でしてなんじゃかんじゃと今年のお正月も無事三元日を終えッ
速い御方様はもう先週よりッ
御仕事スタァ~とされていらっしゃるかと存じよりますがッ
だばだばちゃまも早速新年第二弾ッ
パピンと一発参りまっせぇ~~ッ!!
でしてで皆様ッ
新春今宵も何気にビシッとなんじゃこりゃぁ~的珍らな御方様をばッ
お呼び申し上げておりますでございますれしがッ
なもんでまずその早速ご覧くださりませませでございますッ!
ってってまぁ~こりゃ一見なんとも鳥籠さんに見えそぉ~なそぉ~でなさそぉ~なッ?
何気に妖艶エキゾチョックな六角さんでぇ~ございますなぁ~~ッ!!
ってなもんをば申しておりますれしけどッ
まぁ~もぉ~皆様ご覧の通りのッ
螺鈿六角重箱さんでぇ~ございますッ!!
ででしてなんたったってのこの実にオモロなデザインさんがッ
ググッと一発目を引きますでございましょッ!
っでまぁ~このいわゆる六角形の鳥籠さんをイメェ~ジしててッ
その中に如何に真っ赤なオォ~ムさんがいらっしゃるかの如しの設定さんになっておりますッ
しかもかもしかその螺鈿の細かな細工も実に丁寧ッ
たまりまへんなぁ~~~ッ!!
ででしてさてして今宵のこの螺鈿の六角さんッ
いわゆるごく一般的な螺鈿さんとは少々ちゃいましてッ
まずその時代的には江戸後期ッ
南国九州長崎生まれのッ
長崎螺鈿の六角さんなんでぇ~ございますッ!!
でへへへへへぇ~~~ッ!
でどぉ~よ皆様ッ
この螺鈿のデザインからしてオモロな上にッ
あのかの近世長崎工芸のひとつッ
長崎螺鈿の六角さんたぁ~ちょいともっての驚きさんでございましょッ!!
でさてして皆様ッ
まずはここでその長崎螺鈿さんについてのなんちゃらかんちゃらさんをッ
お話いたしますでございますがッ
今を遡りますこと江戸前期ッ
まだ長崎平戸が異国との玄関口でございました頃ッ
中国などから青貝による工芸の技術がッ
長崎の職人さん達に伝えられッ
いわゆる当時の輸出品としてッ
ドカンと一発発展したのがそのルゥ~ツのよぉ~でございますッ!
でしてその後ッ
度々の苦難の時代を乗り越えてッ
再び江戸後期の頃にドカンと一発再びさんの盛期を迎えッ
国内外共に人気溢るる長崎工芸のひとつとしてッ
明治の頭くらいまで頑張られた長崎独特の漆工芸さんなんでございますッ!!
でしてで特にッ
青貝の裏側に彩色をほどこすことによってッ
青貝のみによる様々な図柄装飾がなされるところがッ
長崎螺鈿さんの実にオモロな特徴さんでございますッ!!
なもんでほらほらッ!
このオォ~ムさん達の生き生きとしたことッ
赤だの青だの実にカラフルビュゥ~テフルッ!!
まぁ~このオォ~ムさんちゅぅ~ことからしてもッ
この台部のお洒落な模様からしてもッ
江戸期における阿蘭陀貿易の色濃い証しでありッ
当時のフツゥ~の螺鈿細工の皆様とはッ
一種独特さんな異国趣味をば醸し出したる螺鈿細工がッ
長崎螺鈿さんの実にオモロなところでございますッ!!
だけんど悲しぃ~かなッ
時代と共にその繁栄さんも衰退の途を迎えることとなってゆくのでございますがッ
今こぉ~して実にエキゾチョックな長崎螺鈿の六角さんがッ
立派にその御姿を残してくださっていることはッ
奇跡と有難きことかと心の底から存じよりますッ!
近世日本ッ
様々さんな諸外国から受けた影響の証しはッ
正にそれこそ今宵のこの長崎螺鈿の六角さんをはじめといたしますッ
現在に残られた数多くの骨董さん達によってッ
パピッと語り継がれてゆくのでございましょうッ!!
とにもかくにもッ
今宵もこれまたッ
有難きかな御縁にッ
深く感謝のちゃまでございますッ!!