熊本細川家ゆかりのッ 渡りのギヤマングラスさんッ!!

皆様今晩はッ!!

 

 

 

っでさてして江戸期におけます長崎出島を通じた阿蘭陀貿易がッ

ちゃまの我が町日本橋と深いゆかりがあることはッ

度々皆様にお話しさしていただきましたところではございますがッ

 

今宵はちょいとまッこと久々さんのッ

そげなる阿蘭陀貿易にてもたらされたッ

いわゆる渡りのギヤマンさんをばご紹介申し上げますでございますッ!!

 

 

 

 

 

でばだば早速さんではございますがッ

今宵のその渡りのギヤマンさんにぃ~御登場いただきやっほっほぉ~~いッ!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ってまぁ~こりゃ素敵綺麗なグラスさんじゃぁ~ござんせんかぁ~マカロン専科ッ!!

 

 

時代はぼちぼち十八世紀ッ

恐らくたぶんは英国系のグラビィ~ルグラスさんでございましょぉ~かッ!?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いやいやさすがはギヤマン本場のヨォ~ロッパッ

デザインスタイル感覚センスが全くちゃいまんなぁ~でございますッ!!

 

 

 

 

 

 

 

 

カップの部分に比べましてッ

比較的大振りに作られた台部のこのスタイルさんがッ

当時のヨォ~ロッパグラスさんの特徴さんでございますがッ

何気にたたいた時のッ

まるで江戸ガラスさんの如し響き渡る金属音がッ

古きヨォ~ロッパグラスさんのひとつの証でございますやねッ!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

っでさてして肝心要の江戸期渡りの根拠の証でございますがッ

それがこちらの時代の杉箱さんでございますッ!!

 

 

 

 

 

 

してその杉箱さんの蓋裏に記されましたる蘊蓄さんがッ

こっつりらぁ~~~ッ!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

っでふむふむッ・・・

天保七年八月二十六日ッ

諦了院様御物の品物として拝領されただのなんだの云々ッ・・・

 

 

 

っでッ

気になるその諦了院様ッちゅぅ~のがッ

実は何とまかのあの熊本細川家八代目ぇ~のッ

細川斉茲さんだったんでぇ~ございますッ!!

 

 

 

 

 

っでッ

その諦了院さんちゅぅ~お名前はッ

その斉茲さんの戒名でございますからッ

いわゆる斉茲さん亡き後のッ

いわゆる形見分けみたいなギヤマンさんだったのかもかもッ!!?

 

 

 

 

 

 

確かに斉茲さんはッ

天保六年に八十一歳でお亡くなりになられておりますゆえにッ

時期的な辻褄さんはぴッたしやぁ~でございますからッ

そぉ~いった経緯さんはッ

十分考えられるでございまさぁ~やねッ!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いやいやしかしまッ

亡き主君の形見の品がッ

当時の渡りのギヤマンさんとはッ

さすがは名門熊本細川家でございますわなッ!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

遥か彼方のヨォ~ロッパの地よりッ

どげなる経緯さんで日本にもたらされたのか定かではございません今宵のこのギヤマンさんッ

してそのギヤマンさんがッ

異国の地日本にてッ

ごッつか藩主の形見の品として新たな人の手に渡りッ

してまたこぉ~して現代の世にまで大切にされてこられたとはッ

 

はたしてそげな時の流れが今宵のこのギヤマンさんにとってッ

幸せなご縁だったのかどぉ~なのかッ・・・・・

 

 

 

 

 

 

そげな他愛もなき思いに何気にふけるところがッ

正にそれこそ歴史の栗ッ・・・?

あいやマロンッ・・・・?

じゃなくてッロマンッ!

してして骨董の世界の醍醐味さんなのでございましょぉ~やねッ!!!